日々狂々、怪談日和。: 「超」怖ドキミオン (竹書房文庫 HR 22)

著者 :
  • 竹書房
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784812421772

感想・レビュー・書評

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  • 面白かった。微妙な揺らぎと言うかズレというか、独特で楽しめました。

  • 夢ちゃんのことがもっと好きになった1冊。

  • 私この人のファンなので見かけると読むんだけど、やっぱ面白かった。平穏でなだらかな日々を送っているとき読むとしゃきっと、忙しく自暴の日々を送っているとき読むと爽快に。ただ、他の著書と同じく、再読には向かないのが残念。出落ちというか、インパクト勝負だからね。いや、好きなんだけど。

  • 7月20日読了。怪談話収集家(ホラー小説家?)の著者のブログの書籍化。「霊感がない」とする著者の周囲のアブナい人々や微妙な狂エピソードがつづられるが、これは締切りに追いまくられ文才の枯渇におびえる文筆家の妄想なのか、それとも実際に起きた出来事なのか・・・?著者は「イッテしまった」人々への共感・憧憬を語るが、確かに道端で絶叫しようが刃物で腕を切り刻もうが、彼らは目一杯彼らの世界を元気に生きているという気がするもんな・・・他人に気を使いジクジク生きる我々よりは。事実は小説より奇なり、だな。

  • 分かり易く説明するのならばズバリ「平山夢明の狂った日常」。
    確認したいです。声を大にして、「これは、本当に現実ですか?」
    これが現実だったらこんな日常嫌だよー。非日常は日常の中でたまにあらわれてこそ楽しめるんだよー。
    こんなに頻繁に狂ったことに遭遇するなんて、平山さんは狂気に愛され過ぎ!というか、路上に変な人がいるからと言って声かけちゃいけません。
    あと、イラストも怖すぎ。

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著者プロフィール

1961(昭和36)年、神奈川県川崎市生まれ。法政大学中退。デルモンテ平山名義でZ級ホラー映画のビデオ評論を手がけた後、1993年より本格的に執筆活動を開始。実話怪談のシリーズおよび、短編小説も多数発表。短編『独白するユニバーサル横メルカトル』(光文社文庫)により、2006年日本推理作家協会賞を受賞。2010年『ダイナー』(ポプラ文庫)で日本冒険小説協会大賞を受賞。最新刊は『俺が公園でペリカンにした話』(光文社)。

「2023年 『「狂い」の調教 違和感を捨てない勇気が正気を保つ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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