透明人間のくつ下

  • 竹書房
3.42
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本棚登録 : 275
感想 : 30
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  • Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784812435618

感想・レビュー・書評

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  • おとぎ話でした
    期待し過ぎた

  • いつもシアラーさんのお話はちょっと怖いというかドキドキすると思ってたけど、「透明人間のくつ下」を読んで確信した。シアラーさんはホラー好きだ。
    遠足で、怖いというかキワモノというか、犯罪や怪物に因んだ品々を展示している「リトル・ホラー博物館」なる不気味なところへ行ってうっかり(?)警告に背いてしまったクラスの先生と子供達が、呪いにかかって大変なことになり……というストーリー。
    読みながら、これってキングさんならどう料理するかなぁと思わず思ってしまうほど、考えると怖い展開。でもこれはアレックス・シアラーなんだから絶対ホラーにはならないはず、と信じて進んだ。
    多少、ご都合主義的だとは思うけど(そもそもの設定からして)、でも面白かった。フランケンシュタインの怪物になって喜んでいた男の子も気持ちもわかるような。

  • いかにもうさんくさい「リトル・ホラー美術館」そんなところで、「絶対触るな」なんて書かれていたら、ついつい触っちゃうよね。
    色々なモンスターに変身してしまった先生と子供たちの話。みんながみんなもとに戻りたいと言っている中で、このままでいたいと言い続けるチャーリーが可愛い。
    ただワクワクするだけではない、最後に見えるブラックな部分も魅力。

  • 子どもはともかく大人はやっちゃダメでしょ。

  • 資料番号:020189544
    請求記号:933シ

  • アレックス・シアラー2作目。うひゃー!今回もたまらなく面白い!『ラベルのない缶詰をめぐる冒険』もだったけど、この人の作品はややホラー?なのかな?しかしまぁ、語り手の正体が…ねぇ…最初の描写に確かに違和感はあったけども!教訓。注意書きはしっかり読め。自分で経験しないと学べない。シアラー作品どんどん読もう。2012/243

  • アレックスシアラーのテンポのいい児童文学。

  • 子どもって「~してはダメっ」って言われれば言われるほど好奇心が溢れてくるもの。
    でも、その好奇心もときには、大変な事態を招くことも……
    その例がこの本です。

    でも子どもって注意されて、それを聞かずに後で大変な目にあうと「やっぱり止めておけば良かった」と反省して学んでいくんですよね(^_^)
    そうやって人として成長していくんだと思います。

    しか~し、たま~に居るんですよね、大人になっても、好奇心に負けてしまう人がね。
    この本に出てくる先生たちのように。

    私は好きですよ、そういう大人(^ー^)

  • 遠足と社会見学で、大聖堂と城、古代ローマ遺跡に行き、そのあと歴史の町を散策することになった。集合時間までまだあるので、軽食堂と棟続きの古い建物≪リトルホラー博物館≫に入ってみることに。
    博物館の受付のミセス・アバンクロビーは、何度も何度も「展示品には触らないでください」と言う。中に入っても展示物のそこらどころに「さわらないでください」の警告が。しかし・・・

    とーーっても面白いです。アレックス・シアラーは好きな作家のひとりです。
    これは、ホラーなんですけれどね、面白いです。
    謎の博物館と展示物、そしてそれを解決するにはなんと! 飽きることなく一気読みでした。挿絵もユニーク。

  • 好きな作家の本だが、他の作品に比べると……。相変わらず少年らしさはたっぷりなので安心。

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著者プロフィール

英国スコットランド北部のウィックに生まれ、現在はサマセット州に住んでいる。テレビやラジオ、映画、舞台のシナリオライターとして活躍したあと、数多くのヤングアダルト小説を執筆、ガーディアン賞にノミネートされた『スノードーム』(求龍堂)などを生みだした。映画やテレビシリーズになった作品もあり、日本では『チョコレート・アンダーグラウンド』(求龍堂)を原作としたコミックやアニメ映画が制作された。他に、『青空のむこう』、『13ヵ月と13週と13日と満月の夜』『This is the Life』(いずれも求龍堂)、『スキ・スキ・スキ!』(あかね書房)、『世界でたったひとりの子』『あの雲を追いかけて』『骨董通りの幽霊省』(いずれも竹書房)などがある。

「2017年 『ガラスの封筒と海と』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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