- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784813011323
感想・レビュー・書評
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ワンコ属性とかいう話ではなくて、本当に犬。
犬として、主人に服従することに喜びを感じ、さらに忠犬たろうとするあたりが愛おしくてたまらない。犬は主人のものだし、主人は犬を所有し愛情を注ぐ。
依存も独占も、互いに支え合うものなら幸せになれるのかな。
SMに見せかけた甘々。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シリーズ4作。Pet Loversという、犬・猫など人間をペットに見立てて派遣する会員制デートクラブを舞台にしたお話。
心に傷を負った人達がペット(人間)に癒され、またその反対も… お互いが唯一のパートナーになっていく過程が切なく甘い。 -
いやーあんまり高評価だったんで勢いに任せて電子書籍買って勢いに任せて一気に読んじゃった。
榎田さんのお話は魚住くんシリーズと交渉人シリーズだけで、正直そこまでツボな文体でも、キャラでもないんだけど、何故か読んじゃうんだよなあ、ストライクってことはないのに。
受けの抱えた闇みたいなものの描き方がとても上手だなあと思う。そういうの大好きだから惹かれちゃう。あと、攻めの男前っぷり。素敵。
わんこプレイなんて甘いもんじゃないってのはレビューで確認済みだし、かわいい受けが好きなのでこの受けは綺麗とは言ってもあんま好みじゃないし、そもそも犬だのなんだのってそういうの好かないし、後悔するかなーなんて思いながら買ったけど、あー、なんだろう見事に読み切っちゃったよ。
現実味(いやBLはファンタジーと思ってますけどね)のあるBLが好きで、甘々なのとかいや有り得ねえだろっていう展開、設定のお話は正直嫌いなんですよねえ。
これなんて大の大人ふたりが本気で犬と飼い主ごっこして、あらすじだけ書いたら狂気すら感じるんだけど、読んでる間はするっと読めちゃう不思議。榎田さん恐るべし。読んでる途中で何度かふと我に帰り「いやいやいやこれおかしいよね!?」ってなったけど、すぐに呑み込まれる。
はっずかしいセリフとかも嫌いなんだけど、許せちゃうんだよなあ。
榎田さんが痛々しい描写をぼかさず痛々しく描かれることはわかってたので覚悟はしてたけど、振られて自室で頭打ち付けるシーンはああ…ああ…とつらくなった。でもあの場面は重要だよなあ。
一番好きなのはもちろん嵐の中外で入れてもらうの待つシーンだな。狂気感じたけど。感じたけど。
あっまあまなラストにほっとした。いいねえ未来も明るい。榎田さんすげえわー。 -
Petシリーズ1作目。
痛くない調教モノ。
どちらかといえば心の調教?
そうきたか!と思わせるのはさすが榎田先生ならでは。 -
切なくて二回泣いた!愛が重い寂しがりやなご主人様と愛情を知らないロクデナシの奇妙な関係。犬として派遣された主人公が躾を通して愛情を感じ愛される幸福を知るんだけど、一度?二度手放されるところが堪らなく号泣してしまいました。最後は幸せそうで良かった!何度も読み返したくなる本。
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飢えてる子と、尽くしたい大人がもう、病的に破れ鍋に綴蓋状態で。
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三浦倖生は、会員制のデートクラブから『犬』として、寡黙で美しい男・轡田の屋敷に派遣され…(エロアリ★☆)
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尖って不器用すぎるキャラがよかった!切ない!