- Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
- / ISBN・EAN: 9784813011385
感想・レビュー・書評
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やたら登場人物同士の過去が絡み合っていたりやたらその過去が不幸だったりというのは少し食傷気味ではあるのだけれど、登場人物全員の思いが昇華して報われる終わりで良かったのでは。
ま、基本、ラブストーリーなんだしね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ハッピーエンドで良かった(。pωq。)宗近のマンションから出た篠塚と椎葉が話すところで涙が…。どうやらわたしは義兄さん好きみたい(/ω\)早速デコイ、最果ての空と読みます(*´д`*)小冊子読みたいな…。
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最初の方は椎葉の暴走具合についていけない感じがしたけど、読後に思い返せば、全部愛故ね、って。
五堂は宗近に愛があったんだと思う。
「好き」って言葉では表せないような気がします。
いっぱい色々あったけどハッピーエンドでよかった。 -
こういう男臭い小説を楽しめるのはやっぱり男と女でなく男同士の醍醐味だと思わざる負えない。男女だったらこれほどまでに背徳感に苛まれたギリギリの恋愛ではなかったかもしれないし、それは私が腐女子だからかもしれないけれど…。
でもこれほどのハードボイルド小説を萌えMAXで楽しませてくれた英田さん、一巻目を書き終えた頃はまだ単行本デビューしてまだ半年だというあとがきを読んで驚きを隠せません。
宗近と椎葉の魅力は今まで散々語りましたが、五堂も悪役として最期まで存在感を示してくれました。彼の抱えていた闇は生や死を語る上で目を逸らせないほど壮絶なもので、その闇に紀里や東明が惹きつけられたのも分かるし、だからと言って彼のやった事は決して許されない事。善悪はっきりし過ぎている話はつまらないし、実はラスボスがいい人的な展開は大嫌いなので、そういう意味で五堂は最期まで悪役然としていてこの物語に深みを与えていたと思います。
とにかく終わってしまい私はエス廃人です←2013年現在(笑)
SSやスピンオフ、CDを聴いて萌えを補給しております(≧∇≦)これほどまでに萌えと感動を下さった英田さん、宗近、椎葉に感謝です!本当に大好きな作品です。 -
刑事・椎葉×スパイ(エス)宗近を題材としたサスペンス作第4巻目
最終巻。
エス宗近が負傷、愛情と憎しみに囚われ、犯人を探るべく身を投じる椎葉。
ストーリーは満足の結果。
実に深い!ドキドキしながら最後まで一気読み出来ました。エロ度さらにUPでした。傑作です。 -
五堂に吸い込まれるように堕ちていく椎葉。紀里も不思議な存在でした。そして、五堂の過去は衝撃的でした。
一人で必死にやってきた椎葉だけど、宗近や篠塚の存在に支えられて、肩の力が抜けたらいいなと思う。
椎葉が選ぼうとした未来。宗近が決意した未来。お互いがお互いを想って、最後はハッピーエンドになってよかったです。 -
堂々の完結作品。
エスシリーズに出会えて本当に良かったと思った。
きちんと収まらせる英田先生の執筆能力に脱帽。
ずっと持っていたい作品。
完結後のCDがこれまたイイ!
何てったって鹿目さんが良く喋ることww -
警視庁組織犯罪対策第五課、通称「組対五課」の刑事である椎葉は、拳銃の密売情報を得る言わば拳銃応酬のスペシャリストだ。その、捜査方法はエス(スパイ)と呼ばれる協力者を使った情報収集活動に重点がおかれている。ある日、大物ヤクザであり椎葉のエスでもある宗近が何者かの銃によって倒れた。宗近を守るため、ある決意のもと宗近から離れた椎葉は、五堂によって深い闇を知る。複雑に絡まり合う過去と因縁。錯綜する憎しみと愛。奪われた者は何で憎しみを忘れ、奪った者は何で赦しを得るのか。この闘いに意味はあるのか?闇の中でもがき続けた男たちの鎮魂曲!