ローマ帝国 (図解雑学)

著者 :
  • ナツメ社
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本棚登録 : 25
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784816340796

作品紹介・あらすじ

現代の文明は、ローマ帝国という礎のうえに成り立っています。それゆえにローマの歴史は、多くの人たちによって研究がすすめられ、いまなお、新しい事実が明らかになっています。本書も、最新の研究にもとづいて、ローマ史の中心的な人物の政治的な判断や行動、ライバルとの対立の様子などを詳細に解説しました。また、歴史を決定づけた代表的な戦いについても、指揮官たちの移動や戦略などを丁寧に解説しました。そして、英雄と呼ばれた人々の実像や歴史的な美談の裏話もふんだんに紹介しています。

感想・レビュー・書評

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  • 帝政になってからどんどん早送りになっていてもっとじっくり読みたかったが、項目ごとに見開き2ページできれいにまとめられていて、全体を俯瞰するにはちょうど良いのかもしれない。

  • ローマ史の基礎知識や大まかな流れがまとまっているのでとても役に立った。共和政や帝政前期に比重が置かれている。

  • ローマ帝国の誕生から、西ローマ帝国の終わりまでを、310ページの見開き、左が解説、右ページが絵やチャートで解説している本。

    自分の使用目的は、ローマ帝国時代のキリスト教史の関係をみたかったために、書籍の内容が濃く、かなり読みとばして、ローマ史全体を押さえるために速読した。

    図解雑学シリーズは、非常に平易なところからじっくり説明する本と、濃い内容を図解の助けをかりて、うまくまとめようとするものがあると思うが、本書は後者に当たると思う。高校世界史などでは、どうしても読み飛ばしてしまうことの歴史の位置づけなどを確認するためにはよいと思う。

    専門的に使う人であれば、1冊手元に置いておいても良いのでは?

  • 最近『クオ・ワディス』とか『ハドリアヌス帝の回想』とか『テルマエ・ロマエ』とか、ローマ関連の本が続いているわりに、頭の中にローマ帝国の基礎知識がぜんぜん入ってないのに気がついて愕然とし、とりあえず手っ取り早くと選んだのがこれ。「雑学」どころか、建国から崩壊にいたる基本的な歴史や人物、政策がコンパクトに図版でまとめてあって、とてもわかりやすいです。受験生の参考書みたいな感じ。現在まで続く政治体制の基礎がこんな頃から築かれていたのだなあ。

  • 細かい所を拾って書いている〜ローマ建国からユスティニアヌス戦争まで約150項目〜図があると解りにくいものがあるのが皮肉。塩野七生の著書を意識してか,スポットライトのあて方が違う

  • つめこみすぎてて無理。

    08.07.21

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著者プロフィール

1954年、仙台市生まれ。東北大学大学院中退。同大学助手を経て、青山学院大学教授、副学長。専門は帝政ローマ史。訳書に『アントニウスとクレオパトラ上・下』(白水社)などがある。

「2021年 『角川まんが学習シリーズ まんが人物伝 激動を生きた、知と美の女性伝記セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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