“想い”と“頭脳”で稼ぐ 社会起業・実戦ガイド 「20円」で世界をつなぐ仕事
- 日本能率協会マネジメントセンター (2009年3月21日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784820717416
感想・レビュー・書評
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社会事業というものはまだこの国では確立していないんだな。
仕事のモチベーションはお金や組織への帰属意識意外にも求めることはできること、
社会事業もビジネスであること、
この人が言っていることはもっともなんだけど理解されるにはまだ時間かかるだろうな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読み始めた時期とラジオ出演で話を聞いた時期がたまたま重なった。
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社会起業を考える人は裕福な暮らしをしてはいけないと感じます。社会起業は食うに困らない程度の収入を得て、それ以上はめぐまれない人にまわすことが社会起業の姿だと思います。もともと社会起業の目的はお金を増やして富を増やすことが目的ではないのです。お金が増えはじめると利権争いも激しくなり本来の目的が薄れてしまいます。「お金はいらない、困った人の喜ぶ笑顔が見れれば、それが最高の報酬だ」と言える志をもった人たちだけで行ってほしいものです。アメリカには一流企業より多い報酬を得る代表もいるようであるが、それが寄付により成り立っている報酬であるなら、めぐまれない人にまわすべきだと考えます。お金の多さが地位を高めることに貢献していると考えるのであれば、お金を求めればいいことになります。しかし、それが本来の目的でしょうか。
利益も同時に求める方法でいいと思ったのが、山口絵理子さんのマザーハウスのように貧しい人にも富をもたらし、自分も利潤を求める方法です。この方が理にかなっていると思います。
寄付による事業体系では、それに従事する人は金銭的裕福を得ることはできません。裕福を得てはいけないのです。寄付ではなく企業として利益を得て、同時にめぐまれない人も豊かにしてしまう。それが本当の社会起業ではないでしょうか。 -
ボランティアとビジネスって両立出来ないのかという
就活の時からぶつかっていた疑問に答えてくれた本。
小暮さんの「誰かのために」って感じながら仕事をしたいっていう想い。
すごく共感できた。
と、同時に気づかされる部分もたくさんあった。
今まではボランティア的な考えしかなかったけれど、
「寄付されたものをどうやったら最大限に活用できるか」
ちょっとビジネスの要素が加わるだけで、もっと人の役に立てる気がする。
「自分って今本当にやりたいことをしてるのかな」
こんなことを考えさせてくれる本でもあった。
この本に出会えてよかった。 -
想いを形に。この人の想いに共感。
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社会企業家の仕事というものが少し分かった。
社会貢献とビジネスが共存できると言う考え方には非常に共感できる。
分かりやすく読み応えがある、いい本だった。 -
日本で食べるヘルシーランチを食べることによって、金額の20円分が、アフリカの子供たちの給食一食分を供給となる「事業」をおこした人の本。
いま興味のある社会起業家の一人。
社会事業はボランティアでも、慈善事業でもない。
社会事業=ビジネス
ただ一般のビジネスと異なるのは利益の一部を株主に還元するのではなく、社会に還元していくこと。
たんたんと書かれているが、ここまでくる大変だったんだろうな〜。
社会事業家が定着していない日本での偏見。
日本に社会事業は定着するのかな〜。
「社会起業家は現代の革命家」という結びはかっこいい。 -
大事なのは強想いを抱く事。
想いを抱いて行動して、仕組みを作ればその想いに惹かれた人たちが集まって、結果としてすごい大きなことを起こすきっかけになる。
俺も、頑張ろう。何か自分の道が見えた気がする。 -
社会起業についてかみくだいて書かれた本。自分には何が出来るかなぁ。