スティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーション

制作 : 外村 仁 解説 
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  • Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784822248567

感想・レビュー・書評

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  • 2011年7月刊。
    「スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン」の続編です。
    彼の生前に図書館に予約を入れた本でしたが、ようやく順番が回ってきました。

    前作が「プレゼンのテクニック」に主題が置かれていたのに対して、本書は「考え方や発想の方法」に焦点が当てられています。

    タイトルにもある「イノベーション」(革新) という用語について、本書では、
    「ものごとの新しい進め方で、よい方向の変化をもたらすもの」
    「問題解決のアイデアを生み出すこと」
    と定義しています。

    イノベーションを生み出すためには、どうすればよいのか?
    本書のキーワードは「情熱」です。

    <---
    情熱を傾けられるものがまだみつかっていないなら、ジョブズのアドバイスに従い、探し続けるべきだ。ジョブズが語ったように、仕事というのは人生のかなりの部分を占めるものであり、そこで本当の満足を得るためには、すばらしい仕事だと信じることをするしか方法がない。まだみつけられていないなら、妥協しないこと。
    (p.54 第2章 自分の心に従う)

    「やめること」リストをつくろう。一番大事な目標に向かうもの、情熱が満足されるもの以外につかう時間を減らそう。
    (p.286 第11章 デザインをシンク・ディファレント)
    --->

    最近になって、時間が経つのがものすごく速く感じられるようになりました。
    何かをしていても、大したことをしていなくても、あっと言う間に流れ去ってしまう時間。

    自分は今、情熱を傾けられるものに正しく時間を使っているだろうか?
    と考え直すきっかけになりました。

  • まず情熱を傾けて正したいと思う問題や間違いあるいは何かのアイデアがなければならない
    探し続けること、妥協しないこと
    大きな目的をリーダーが示し、それをチームが信じた時初めて期待に応える行動が生まれる
    イノベーターは関係がないように見える様々な分野の疑問や課題、考えを上手につなぎ合わせる関連づける力を持っている
    関連力、疑問力、実験力、ネットワーク力、観察力
    アップルはユーザーを追いかけるのではなく、顧客に提案をしている

  • 表題のとおりジョブズをイノベーションの切り口で語っている本。
    しかし、正直いまいち。

    というのも、いわゆるイノベーション論をジョブズの言葉を借りて再掲載しているイメージです。(もっというと、足りない分は他の方の言葉や事例で足している)
    ジョブズの生き様にフォーカスを当てたいのか、イノベーション論にフォーカスを当てたいのか、ちょっと中途半端な感じがしてしまいます。

    本書では7つの法則として
    ・大好きなことをする
    ・宇宙に衝撃を与える
    ・頭に活を入れる
    ・製品を売るな。夢を売れ
    ・1000ものことにノーと言う
    ・めちゃくちゃすごい体験をつくる
    ・メッセージの名人になる
    あげています。
    この本じゃなくても聞いたことがあるような話しだったり、ジョブズとは関係ない事例で補足していたりです。
    別にジョブズは7つの法則を意識していたわけではなく、筆者が分析して7つに分けたんだと思うんですが、ちょっと中途半端な感じがします。
    もっというと、最後のほうに「メッセージの名人になる」ということで、3点ルールの重要性を述べています。
    それなら、シンプルに3つに絞って話を作ればよかったのに(笑)、さらにさらにいうと、シンプルであるべきと本書でも言っているわけなので、本当にシンプルにたとえば、ビジョン、情熱、こだわり、とかで語ってくれればいいのに(笑)
    とうことで、Amazonの書評を見ても同じような感想を持つ方が多いのですね。
    ただ、前作の脅威のプレゼンはかなり好評ということですが、まだ読んでいないので、機会があったらこっちも読んでみたいと思います。

  • ジョブズを観察しイノベーションについてのアプローチを記した一冊

    本質:情熱を持って人一倍努力する

    今後に活かすなら:
    ①本質に目を向けてバズを削ぎ落とす
    ②ロードマップを意識する
    ③点と点を繫ぐことを意識する

    感想:自分の人生をイノベーションする「今日」という日が明日の自分をつくっていくと感じた

  • ジョブズはすごい、ってやっぱりなってしまうんだけど、本書が伝えたいことはおそらくビジョンを持つことの重要性だと思った。細かなスキルよりもそうしたマインドセットに重きを置いた形。読んで損はない。むしろ読んどいたほうがいい本。「驚異のプレゼン」のこともちょいちょい触れられますが、そっちはプレゼン術に特化した内容で個人的にはすごくタメになったので、どちらもオススメ。

  • ジョブスならどうする❓
    •大好きなことをする
    自分の心に従う
    他人の人生を歩んで時間を無駄にするな
    大きな夢を見よう
    アクト•ディファレントでシンク•ディファレントする→行動、見る、体験、話す
    現状に疑問を投げかける→何故、仮に
    新しい体験を求める

  • 好きな事をやる
    興味のあることをとことん

    情熱を傾けて正しいことを思う
    問題や間違えあるいは何らかのアイディアがなければならない
    それなしには最後までやり遂げる忍耐力が生まれない

    一日18時間休みなしでとりくめるか

    自分の仕事を大好きになるしかない

    妥協せずにみつかるまで探してください

    情熱こそが天才を生む

    「才能をひきだすエレメントの法則」ケン・ロビンソン

    Vision : どう世界をよくするか
    Mission : つくるものを示す

    Appleは最新技術を誰もが使えるよに
    「 A computer in the hands of everyday people」
    イノベーションと研究開発費用の間に関係はない

    お金より、人、どう導かれ、どこまで理解できるか

    自分というブランドのビジョンは?
    「         」

    大胆で具体的、簡潔で徹底的
    Visionを実現した姿を思い描こう

    Creativity is just connecting things

    1、様々な専門家の話を聞く。10人に相談
    2、革新的なスタートアップ企業の見学
    3、新製品 5種類チェック
    4、プロトタイプを5人にみせる
    5、これをトライしたらどうなるか聞く

    新しい体験

    デザイナ:フィリップ・スタルク
    分野の異なる人々との付き合い


    Google 「僕らはまず自分が欲しいものは何なのかを把握する」

    何をするかではない、何をしないかだ

    松久信幸

    The ___ is really thin. It is just half inch
    Most advanced ____
    We've been able to achieve ________
    which means _________

    Keeping Looking Don't settle

  • 内容は良い。
    暫く、この手の本(マインドセット、ノウハウ的?)は読むのをやめとくかな。
    もう少し知識習得の本にシフトチェンジ。

  • 要素を覚え書き。

    ・"We're here to put a dent in the universe. Otherwise why else even be here?"
    ・Passion, Vision, Simple, Forcus, Serendipity, and just Starting today.
    ・Reality distortion field comes over Reality
    ・What does "a brand experience" make on people?
    "Do you want to sell sugared water for the rest of your life? Or do you want to come with me and change the world?"

  • 前作同様エピソード集みたいな感じでなんかまとまった主張が読み取れないところがせっかくのジョブズネタなのに満足できないのだ。

著者プロフィール

ベストセラー『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン』『TED 驚異のプレゼン』(日経BP)の著者。グーグル、アクセンチュア、インテル、コカ・コーラ、リンクトインなどのコミュニケーション・アドバイザーを務める。人気の講演者として、製品を売り、ブランドを成長させ、人をやる気にさせるようなプレゼンテーションとストーリーの伝え方をCEO やリーダーに教えている。Forbes.com やInc.com にも寄稿しているほか、ハーバード大学のエグゼクティブ・エデュケーショナル・インストラクターも務める。

「2019年 『伝え方大全』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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