ビジネス思考実験

著者 :
  • 日経BP
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784822250775

感想・レビュー・書評

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  • 経営学の戦略論、マーケティング理論は使えないのか?成功している会社は使っているのか?―これらの疑問に一定の答えを出しているのが本書。
    社会科学としての経営論がどういう前提、思想に基づいているのか、本書を読むとよく分かります。

    1周読んだ上で、経営学・マーケティングの専門書を読んだ後にもう一回読みたいなぁ

  • 早稲田ビジネススクールの根来さんの最新の著作。後半より前半がこの本の肝だと思う。経営学という学問とビジネススクールの学生の興味の乖離は、ビジネススクールで教える「理論」とは何かを学生にしっかり教えていないから。理論とは何か、どう推論するか、どうモデル化するか、この技法をMBAの学生に身につけてもらうことができたら、ビジネススクールが大学にある意味がより深まるし、学生が学ぶことも深みが出る。という訳で、MBAの皆さん、もしくはビジネスの理論を学びたい皆さんにお勧めの一冊。

  • 経営学的なテーマが大半を占めているし、
    それはそれで興味深かったが、
    個人的にはその前提となるpart1までの部分が非常に参考になった。

    帯に書いてある「仮説の精度を高めるポイントを集大成」とかいてあるが、
    このpart1だけでも価値があると感じた。
    ※part2以降も実例含めて面白いが、個人的にはこの前提となるpart1に関わるパートがあるからこそ納得感が増した

    経営というところに関わらなくても、ビジネスとして「分析」に関わる人は一度読んで確認しておいてもよいと思う。

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著者プロフィール

早稲田大学ビジネススクール教授。京都大学文学部卒業、慶應義塾大学大学院経営管理研究科修了(MBA)。鉄鋼メーカー、文教大学などを経て2001年より現職。この間、英ハル大学、米カリフォルニア大学バークレー校などで在外研究。早稲田大学IT戦略研究所所長、早稲田大学大学院経営管理研究科長、経営情報学会会長、CRM協議会顧問などを歴任。著書に『集中講義デジタル戦略』『プラットフォームの教科書』『ビジネス思考実験』『事業創造のロジック』(いずれも日経BP)、『代替品の戦略』(東洋経済新報社)など。

「2023年 『ハッキング・デジタル DXの成功法則』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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