アジアで働く いまはその時だ

著者 :
  • 日経BP
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784822277970

作品紹介・あらすじ

「アジアの仕事」を知るには現場の声が一番です。

「来週からベトナムに行ってくれ」。そんな辞令は、もはや珍しくない。チャイナ・プラス・ワンと呼ばれる東南アジアの国々への日本企業の関心は高く、明日、あなたに白羽の矢が立つかもしれない。

そこは、どんなところで、何を知っておくべきか。本書は、ベトナム、タイ、インドネシア、ミャンマー、シンガポールで奮闘するビジネスパーソンたちの生の声を追った現地報告である。そこには様々な苦労があり、確かな手応えがある。閉塞する日本から飛び出し、「オレ、この国で絶対成り上がりますから」と語る青年の目に見えているものを、明日のあなたのために、知ってほしい。


≪登場企業≫

【ベトナム】エースコック/サッポロビール/佐川急便/大広/ホテル・ニッコー
【タイ】壱番屋/日立建機/エイチ・アイ・エス/中央宣興/トランスコスモス
【インドネシア】博多一幸舎/ホンダ/セコム/トリドール
【ミャンマー】ハニーズ
【シンガポール】大和証券/ユーラシア・グローバル・フード/小学館/紀伊國屋書店

感想・レビュー・書評

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  • アジアに進出した企業の取り組みをまとめた本。ベトナム、タイ、インドネシア、ミャンマー、シンガポール。CoCo壱番屋、佐川急便、証券会社や博多のラーメン屋さんまで。
    全体を通してのポイントは、現地人に任せるべきところ、味やCMのキャッチ、製品の使い勝手などその国独特のところ日本人ではわからない。現地で原材料調達できないと、高くなるのもあるが、事情で入手できなくなることもあるので現地化をする。現地人に働かせる中で、インセンティブも使いながら全体のことを考えさせないと、自分の仕事終わったらかえってしまうとか。フランチャイズ組もうと持ちかけてきた人が似せたチェーン展開したり。。

    ありがちな苦労話が多いが、事例が多く面白い。

  • 野地秩嘉著「アジアで働くいまはその時だ」日経BP社(2014)
    *タイでも朝礼、朝礼は日本の文化。頑張った人はみんなの前でほめて拍手。現場のモチベーションはあがった。
    *インドで信賞必罰。
    *海外でマネジメントする際は、従業員に対して性善説ではいけない。性悪説で臨んだ方が良い。しかしそうしたことがあっても期待をかけてみまもってあげるという考え方は大事。そうすることで勤勉態度は変わります。

  • 行ってみなくては分からない。

  • 雰囲気を知るのにとても参考になった。
    あとは現地に行って理解すべき。

  • 2015.01.07 読了

  • 私も再びアジアに進出したい。

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著者プロフィール

野地秩嘉(のじ・つねよし)
ノンフィクション作家
1957年東京都生まれ。早稲田大学商学部卒業後、出版社勤務を経て現職。人物ルポルタージュ、ビジネス、食、芸能、海外文化など幅広い分野で執筆。著書は『サービスの達人たち』『イベリコ豚を買いに』『トヨタ物語』『スバル―ヒコーキ野郎が作ったクルマ』『高倉健インタヴューズ』『日本一のまかないレシピ』『キャンティ物語』『一流たちの修業時代』『ヨーロッパ美食旅行』『ヤンキー社長』『新TOKYOオリンピック・パラリンピック物語』『京味物語』など多数。『TOKYOオリンピック物語』でミズノスポーツライター賞優秀賞受賞。

「2022年 『伊藤忠 財閥系を超えた最強商人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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