ルイス・キャロル ハンドブック─アリスの不思議な世界

著者 :
  • 七つ森書館
2.00
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 34
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784822813765

作品紹介・あらすじ

『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』の生みの親、ルイス・キャロル──オックスフォード大学で教鞭をとる数学者であり、カメラ草創期に活躍した写真家でもある。さまざまな顔をもった生涯と作品世界の秘密を読み解く、日本ルイス・キャロル協会創立20年来の研究の粋を尽くした一冊。
テニエルの原書挿画やモデルとなったアリス・リデルの肖像写真など、図版84点を収録。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • アリスと出逢ったから、「マザーグース」が好きになり、「チェス」にも興味を抱くようになりました(他にも色々あるけど、書き出したら止まらない)。

    七つ森書館のPR
    「『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』の生みの親、ルイス・キャロル──オックスフォード大学で教鞭をとる数学者であり、カメラ草創期に活躍した写真家でもある。さまざまな顔をもった生涯と作品世界の秘密を読み解く、日本ルイス・キャロル協会創立20年来の研究の粋を尽くした一冊。
    テニエルの原書挿画やモデルとなったアリス・リデルの肖像写真など、図版84点を収録。

    <日本ルイス・キャロル協会とは>
    1994年、高橋康也(東京大学名誉教授)により創立。英国、北米、豪州、カナダなど世界6カ国のキャロル協会と連携。在野の研究者を中心に100名を超える国内会員、50名近い海外会員を擁する。本書Part4「キャロルの万華鏡」に会員による最新の研究成果を収録した。」

  • 【配置場所】特集コーナー【請求記号】930.268||Y【資料ID】91131432

  • ルイス・キャロル研究の入門書にして研究書。挿絵&図版多数収録。(院生アルバイトスタッフ)

  • アリスに限らずキャロルの本に関する短編論文の積み重ね。
    一編が短いのと、様々な視点から解説されているので、ぱらぱら見ていても面白かった。
    作者についての話は、これまでに出ているものと大差ないような話が多くて少々退屈でしたが。
    42にこだわる話は、何を言っているかはわかったけど、理解ができなかった。
    日本語訳の話は興味深かった。

    それはともかく、ルイス・キャロルは本当に作品と共に人となりを解説されることが多いですよね。
    アリスの話に文化的背景が多分に関わってくるからでしょうか。

    そういえば私はキャロルの他の話はあまり読んだことがないのですよね。
    スナーク狩りを挫折した記憶がかすかにあるくらいでしょうか。
    改めて読んでみようかな…

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

1948年、東京都生まれ。大阪市立大学文学研究科博士課程退学。筑波大学名誉教授。筑波大学教授、聖徳大学教授を歴任。文学修士。英語語法文法学会会名誉顧問、筑波英語教育学会顧問。日本ルイス・キャロル協会会長(2003 ~)。

主な著書:『名詞・代名詞』(講座学校英文法の基礎 第2 巻)(共著、研究社、1983)、『音声学』(開拓社、1992)、『グラマー・テクスト・レトリック』(編著、くろしお出版、1992)、『動詞』(現代の英文法 第8 巻)(共著、研究社、1994)、『ユースプログレッシブ英和辞典』(編集委員)(小学館、2004)、『地下の国のアリス』『鏡の国のアリス』(訳著、新書館、2005)、『子ども部屋のアリス』(訳書、七つ森書館、2015)、『対訳・注解 不思議の国のアリス』(訳注、研究社、2017)、『ことばから文化へ』(開拓社、2010)、『紅茶の英国 英国の紅茶 メアリー・ポピンズは東風にのって―ことばからみる英国文化論』(北星堂、2006)、『英語で楽しむ英国ファンタジー』(静山社、2013)、など。ほかに、翻訳書、論文、エッセイが多数ある。

「2022年 『英文法総覧 大改訂新版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

安井泉の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×