- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784822813765
作品紹介・あらすじ
『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』の生みの親、ルイス・キャロル──オックスフォード大学で教鞭をとる数学者であり、カメラ草創期に活躍した写真家でもある。さまざまな顔をもった生涯と作品世界の秘密を読み解く、日本ルイス・キャロル協会創立20年来の研究の粋を尽くした一冊。
テニエルの原書挿画やモデルとなったアリス・リデルの肖像写真など、図版84点を収録。
感想・レビュー・書評
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【配置場所】特集コーナー【請求記号】930.268||Y【資料ID】91131432
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ルイス・キャロル研究の入門書にして研究書。挿絵&図版多数収録。(院生アルバイトスタッフ)
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アリスに限らずキャロルの本に関する短編論文の積み重ね。
一編が短いのと、様々な視点から解説されているので、ぱらぱら見ていても面白かった。
作者についての話は、これまでに出ているものと大差ないような話が多くて少々退屈でしたが。
42にこだわる話は、何を言っているかはわかったけど、理解ができなかった。
日本語訳の話は興味深かった。
それはともかく、ルイス・キャロルは本当に作品と共に人となりを解説されることが多いですよね。
アリスの話に文化的背景が多分に関わってくるからでしょうか。
そういえば私はキャロルの他の話はあまり読んだことがないのですよね。
スナーク狩りを挫折した記憶がかすかにあるくらいでしょうか。
改めて読んでみようかな…