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- Amazon.co.jp ・本 (335ページ)
- / ISBN・EAN: 9784822815295
作品紹介・あらすじ
この事件は、歴史の折り返し点になるかもしれない……。
2014年5月20日、朝日新聞は「吉田調書」を1面トップで報道した。吉田昌郎氏は福島第一原発事故当時所長であった人物。政府事故調査・検証委員会が聞き取りをした調書は、極秘扱いされてきたのだが、それをスクープしたのだ。
しかし、従軍慰安婦報道、池上コラム掲載拒否問題と絡めて右派メディアなどからの峻烈なバッシングが始まったために、耐えきれなくなった朝日新聞社は「吉田調書」報道を取り消し、取材記者らを処分した。
なぜ、「吉田調書」報道は取り消されたのか。報道の自由はどうなるのかなど、日本の言論状況の危険性を問う。