頭のよさはノートで決まる 超速脳内整理術

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  • ビジネス社
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  • Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784828419336

感想・レビュー・書評

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  • 再読後の感想
    既に実践していることも多いと思った。
    思っていること、感じたことをノートに書き出すことは頭の整理ができるからやはり良いのだろう。
    つまらない講義のときのノートの取り方が特に印象に残っていて、中学生くらいの頃に読んでいたら授業の取り組み方が少し変わっていたかなとも思った。

  • 自分が学生の頃やっていたノートの取り方は、役に立ってたんだなあ。絵とか図とか入れて見直した時に分かりやすくしていたけど、効果はあったのだ…。
    今でも話し合いの場では、会議の内容をメモする係になりがち。

  •  斎藤氏のノート術論。
     持ち前のテンポの良さと、実践的な内容で「読むカンフル剤」である。

     ただ「読むカンフル剤」といえば、市井にあふれるビジネス書もその傾向が強く、私自身もそれを期待してよく読むのだが、氏の著作はそれらと一線をかくしている印象がある。
     何が違うのか?

     先ほど、持ち前のテンポの良さ、と表現したが、氏の芸風は一種の「行儀の悪さ」である。もうすこし、穏当に表現すると「論理の飛躍」ともいうべき部分である。

     そして、その核となるのは氏がどの著作でも何度でも述べているが「3」である。
     氏の出世作と言えば、「3色ボールペン」であるし、この「ノート~」でも、「ポイントを3つにまとめる」という項目がある。
     ここで注目すべきはそう、「3」という数字である。

     氏の著作に取り上げるテーマの多彩さをみれば、すぐにわかるがフィールドは広い。しかし、彼のバックボーンを貫くのは「3」という数である。決して、「4」や「5」ではない。

     氏の取り上げるフィールド以外でも、世界は無数の具象に満ちている。その広範な世界が内包する現象を3点にのみのポイントに絞るというのも、考えてみればかなり無理のある作業であり、「いびつ」とすら言い得る。しかし、その「ノイズ」や「歪み」が独特のリズムを生んでいる。
     こつこつとした緻密な積み上げももちろん重要だが、そこをふまえた上での逸脱は、読む側に一種の快感をもたらす。
     おそらく、氏の作風の核にあるのは「3」のもつノイズすら芸風に転化する懐の深さではなかろうか。

  • ノート作りにハマって内容全然入ってこなかった経験はすごーく身にしみてありますね。
    バンバン書けばいいけどやっぱり綺麗に書きたくなる。
    積みノートを卒業していこう……と思います。

  • これまでの斎藤さんの著作で読んだことがあるような内容もありますが、ノートに書くという軸でうまくまとめられてあります。学びになったことは、……。

    ・いつもノートをカバンに入れておく。
    ・三色ボールペンを使う。
    ・ノートは1冊にする。
    ・本をノート化する。
    ・教える立場で書くと、吸収度が上がる。
    ・段取りノートを取る。
    ・ノートを書いて眼力をつける←「意味の含有率が問題」
    ・心配事はノートに書く。
    ・タイトルをつければ、アイデアを書き込みたくなる。
    ・毎テーマを常時20持つ

    といったところです。
    本をノート化するという点では、個人的には目次に書き込むことがいいか? と考えました。

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  • 2017年12月~、【参加型企画】ライフハック、あります!にて展示。

    ▼名古屋大学附属図書館の所蔵情報はこちら
    https://nagoya-m-opac.nul.nagoya-u.ac.jp/webopac/WB03473637

  • この著者の近作は内容が薄い。
    ノートづくりだけで仕事評価されたり、モテるはさすがに誇張しすぎ。

  •  コミュニケーション論の大家・斎藤孝による仕事に役立つノート術。
     きれいに書く必要はなく、アウトプット(仕事への次の展開)を意識してインプット(ノートに書く)することが重要だと理解した。ここが「大人のノート術」の違いだろう。
     本書の中で、自分が実践できそうだと感じた点は以下のとおり。
    〇他人に教えるつもりで書く。
    〇聞いたことだけでなく、自分の気付き・コメントを「吹き出し」で書く。
    〇ポイントを3つに絞る。
    〇もやもやしたこと、自分の心配事をノートに吐き出してみる。

  • とにかく、紙の上に書き出せ
    3つにまとめろ
    ノートの大きさは最低A5サイズ
    本をノート化 赤青緑の3色ボールペン

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著者プロフィール

1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程を経て、現在明治大学文学部教授。教育学、身体論、コミュニケーション論を専門とする。2001年刊行の『声に出して読みたい日本語』が、シリーズ260万部のベストセラーとなる。その他著書に、『質問力』『段取り力』『コメント力』『齋藤孝の速読塾』『齋藤孝の企画塾』『やる気も成績も必ず上がる家庭勉強法』『恥をかかないスピーチ力』『思考を鍛えるメモ力』『超速読力』『頭がよくなる! 要約力』『新聞力』『こども「学問のすすめ」』『定義』等がある。

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