頭のよさはノートで決まる 超速脳内整理術

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  • ビジネス社
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  • Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784828419336

感想・レビュー・書評

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  • 本来ノートとは受け身でとるものではなくもっと主体的、積極的に使いこなすべきもの
    頭に浮かんだ事を文字に→知的生産術だけでなく実は心の整理術としても役立つ
    悩みの優先順位は?
    書く→考える→わかる!が習慣化

    大切なことを3つにまとめる思考習慣

    大人こそノートをとるべき

    東大生のノート 板書+先生の言葉 構造化

    攻撃的な意識をもってノートをとる
    20分程度の話→「今の話を3分でまとめてください」→できない 話を聞いて情報を得たらその情報は使えないと意味がない

    できない人はノートづくりにハマる まじめな人の隠れ蓑

    パソコンの普及 漢字が書けない→抽象的でクリアな思考がしにくい・漢字は抽象的な概念を表すのに適している

    心のモヤモヤ→ノートの上に吐き出す 日記は本来、自分で書いて自分で読むもの。自分自身を掘り下げることができ、書いたものを読むことで、自分を客観的に見ることができるようになる。

    気づきと工夫を身につけるツール
    ①情報の吸収・整理 執筆の時、関連する本で埋め尽くす・コックピット感覚 ノートの厚みは自信につながる モウリーニョ監督→選手時代からノート・「ファイルが完成した瞬間、監督になれる準備が整ったと思ったよ」

    ②仕事の上達 ワザを盗む

    ③課題発見 課題を整理して各人がノートに書いていく→製造業のQC活動

    ④コミュニケーションがうまくなる 問題点の指摘をノートでやると受け入れやすくなる・書き言葉は客観性あり

    ⑤時間の有効活用 仕事モードのまま帰宅→余熱利用として気づいたことを書き留める

    ⑥目標達成 書く→課題の明確化 自分の成長・モチベーションアップ

    喫茶店でノートを開く習慣をつける
    技術面とメンタル面の両方

    3色ボールペン 赤(すごく重要)青(まぁ重要)緑(個人的に面白い) 脳に適している・多く分類では複雑すぎる

    3つに要約する技術☆具体的な方法紹介なし

    本をノート化する 学生時代→本の内容をまとめるノート・生産性上がらず・ノートづくり作業化 本に書き込みすることでスピードアップ

    ノートに書くこと自体が心を強くし頭をよくする→基本的にノートを見返すことは少ない 書いている時点でその役割の6,7割は終えている。

    セミナーを受けている人→受ける心構え 学習効果が高いのは教える側に回ったとき
    東大生に限らずテストが得意な人は出題者の立場に立つことが自然とできる

    段度りノート 言語化されていないものを読み取って図と文章にできる能力
    マニュアル☆わかりづらい・行革へ提出する際に様式を指定される・図式を考える時間なし・提出締切ギリギリ

    セミナーで「メモして後で自分でも言えるようにしてみてください」→途中で「メモ中に質問はありますか?」→なし 質問・感想レベルも書いていない ノートは自分の外側の情報を写し取るものだという固定観念

    相手に対する質問を書くと同時に、自分だったらどう答えるかを書く

    雑用を見える化→楽しくなる
    心配事はノートに書く
    ガールズトークこそノートに書くべき 恋愛のぐだぐだを図示

    本への投資はケチらない 本からヒントを得る習慣→利益を生み出す頭→自然と年収アップ

  • ◯川に見立てた2本の横線を引き、こちらから向こう岸までの間に3つの踏み石を置くようなイメージで三段論法にする。踏み石をポンポンと踏んで、向こう岸に渡れることをイメージして、踏み石の中に言葉を書く。(90p)

    ◯緑色で書くのが自分の質問、感想、コメントである。緑色を増やすようにノートをとると、話を聞く姿勢が変わる。(133p)

    ◯自分の経験値とリンクすることを必ずノートに書き込んでおく。(146p)

    ★ノートを常に持ち歩く。ノートに書きながら考える。

  • 所在:展示架
    請求記号:002.7 Sa25
    資料ID:11700501

    齋藤孝さん流の「ノートの書き方」を紹介した本です。
    ノートを書くのが上手い=きれい ではない事を教えてくれます。
    3色ボールペンの活用法、既に知っている・理解している内容を聞くときの効果的な方法、学生と社会人の「ノートを書く」ことの意義の違い等、為になる内容がたくさんあります。
    選書担当:矢野

  • これまでノートの書き方など考えてない人の最初の一歩として使える。

    1.要点は常に3つにまとめる
    大項目の下に小項目を3つ書いておく
    2.大きなテーマを1つ決めておく
    考えが派生する基となる

  • <目次>
    はじめに
    第1章  頭のよさはノートで決まる!
    第2章  ノートはビジネスパーソンの必須スキル
    第3章  頭と心がすっきりとする齋藤式ノート術全公開
    第4章  仕事のスキルを上げるノートのとり方
    第5章  セミナー・勉強に役立つノートのとり方
    第6章  心が軽くなるノートのとり方
    第7章  アイデアがどんどん出てくるノートのとり方

    <内容>
    この本はもともと2010年に出ていた同タイトルの本の新版。わかりやすくノートを取るメリットとそのノウハウが満載されている。ビジネスマンから高校生まで皆が役に立つ。単なるノート術だけでなく、齋藤式のあらゆるノウハウが盛り込まれている。たとえば、3色ボールペンの話。3つにまとめる話。コメントをするつもりでノートを取る話とコメントをするためには3秒ルールだとか…。

  • そんなに大したことは書いていなかった。

  • 三色ボールペンで情報を整理しながら書く、自分のコメントも書いておくなどは、実行しようかと思った。

  • ノートの取り方は最近注目されているが、本当の秀才が自分で試行錯誤をしながら作り上げたノート術について書いている。

    絶対に3色ボールペンが出てくるだろうと思ったらやっぱり出てきたw

    因みにこの本を読んだ頃に、アメトークで勉強できる芸人が放送され(2017/3/19)、授業を受けてノートを取り、その後試験をするという実験があった。
    その中で京大出身の芸人とサッカーで中央大学に進学した芸人が参加していたがノートをとる事に集中してしまった方は、0点だった。

    ノートの取り方で結果が随分違う事がわかった。

  • 著者が齋藤孝さんだということと、ノート術に興味があったので手に取った。

    仕事のスキルup、心を整える、アイデアがどんどん出る、など、大人こそノートを使おう、という内容。
    私も忘れっぽくなったし、でも考えることや情報、悩みは学生の頃より格段に増えてる。その中で書き出すことによって忘れないことと、それ以上に安心する、という効果は得ていた。
    アウトプットとインプットを同時にできるというのも魅力的。

    諸々のことが、頭のなかで、より深くより整理された状態になる。取り入れない手はない。

  • 職場に後輩が増えてきた昨今、
    皆、きちんとノートを持っていることに気づく。
    えらい。。。えらすぎる。。。

    では、皆、何をノートに書いているのだ?
    聞いても「たいしたこと書いてないです」と交わされるので、
    斎藤先生に頼ってみることにした。

    一番、印象的だったのは、
    ノートは会議録ではないということ。
    板書を写すということ=ノートを取ることだと思い込んでいると、
    効果的なノートは取れないということだ。
    話を聞きながら、質問・感想等もメモする。
    次に自分でもその話を話せるぐらい意識してメモする。
    3点に絞って、要点をまとめるつもりでメモする。

    なるほど・・・とりあえず形から入ろうかな。
    ノート、買ってこようかな。

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著者プロフィール

1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程を経て、現在明治大学文学部教授。教育学、身体論、コミュニケーション論を専門とする。2001年刊行の『声に出して読みたい日本語』が、シリーズ260万部のベストセラーとなる。その他著書に、『質問力』『段取り力』『コメント力』『齋藤孝の速読塾』『齋藤孝の企画塾』『やる気も成績も必ず上がる家庭勉強法』『恥をかかないスピーチ力』『思考を鍛えるメモ力』『超速読力』『頭がよくなる! 要約力』『新聞力』『こども「学問のすすめ」』『定義』等がある。

齋藤孝の作品

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