漱石を読む: 日本文学の未来

著者 :
  • ベネッセコーポレーション
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  • Amazon.co.jp ・本 (576ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784828824468

作品紹介・あらすじ

漱石の『明暗』に描かれる男女をめぐって、近代文学の体験した大きな"ドラマ"を、古今東西の作品に追い求める画期的な小説論。

感想・レビュー・書評

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  • 高橋源一郎の小説家になるための推薦本の1冊である。海燕に4年間、日本文学の未来として連載したものをまとめたものである。679ページと大著であり、8000円と高額である。推薦された理由は2部の方法の模索、というところであろう。そこでは小説をどう描くかについて様々な本から分析をしている。1部と3部は漱石の明暗を主にして論じている。3部では対談が多くなっている。

  • 2013/5/1購入

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著者プロフィール

小島信夫
一九一五年、岐阜県生まれ。東京大学文学部英文学科卒業。五五年、『アメリカン・スクール』で芥川賞、六五年、『抱擁家族』で谷崎潤一郎賞、七二年、『私の作家評伝』で芸術選奨文部大臣賞、八一年、『私の作家遍歴』で日本文学大賞、八二年、『別れる理由』で野間文芸賞、九八年、『うるわしき日々』で読売文学賞を受賞。他に『菅野満子の手紙』『原石鼎』『こよなく愛した』『寓話』『残光』など多数。二〇〇六年十月没。

「2023年 『小説作法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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