アマリリス号: まちつづけた海辺で (ベスト・チョイス)
- ベネッセコーポレーション (1992年7月25日発売)
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感想 : 4件
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- Amazon.co.jp ・本 (180ページ)
- / ISBN・EAN: 9784828850061
感想・レビュー・書評
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10歳の時に読んだ本を再読した。
海や波と一緒に生きていく人間のことを書いていたから、震災後の今、思い出したのだと思う。
凛とした空気と、圧倒的にわきあがってくる恐怖感がスゴイ。 -
おばあさんのエゴが鼻についてしまう。30年前に沈んだ船の船長であった夫からの‘しるし’を捜して海辺を歩き回る祖母。孫のジェニーをも有無を言わさず巻き込んでいく。夫への愛に、他のものは何もみえなくなっている妻の“恐さ”を感じる。
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