東京レイヴンズ1 SHAMAN*CLAN (富士見ファンタジア文庫 あ 2-5-1)

著者 :
  • 富士見書房
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感想 : 58
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  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829135198

感想・レビュー・書評

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  • 10.5.28 購入・読書開始

  • あざの先生待望の一年振りとなる新作は、「クールな和」を将来コンセプトとした学園陰陽師モノです。Dクラの(一見)弱気なジャンキー、BBBの明治気質な吸血鬼と続き、今回の主人公は直情径行なおばかさんと割りとベタな感じですね。滑り出しはまずまず、新規読者にとってはあざの耕平という作家を知るのにうってつけな印象を受けました。とは言え前シリーズ(BBB)があまりに熱すぎた+キャラと世界観が魅力的過ぎただけに、今作のちょっと軽めなテイストで果たしてあのスケール感に対抗できるのか、従来のファンを満足させられるのかかーなーり不安ですが(正直私が期待しすぎていた分もろに肩透かし食らったんですが)、あとがきの「お待たせした分、面白いものをお届けしたい」との言を信じ、二冊目刊行も首を長くして待っていようと思います。ネタバレになりますが――→夜光と式神の一幕だの主人公二人の年少期の思い出だのでまた得意の短編集出す気配むんむんしますね!

  •  だいぶライトだった。さらりと読めた。…評価は辛めです。しかしよくよくあざのさんは絵師に恵まれた人ですねー。
     直情径行型のおバカな主人公。うん、確かにあざのさんにしては珍しいタイプかも。そして子供時代のエピソードの書き方が相変わらず卑怯すぎるよ…!
     これ読むまでは~、と思って読んでいなかったドラマガ連載分2つもまとめて読みました。面白くない訳じゃないんですけど、なんていうか、高校時代にはあんなにぴったりだった富士見レーベル…私も年を取ったものだな。最近はこういうノリが主流なのか…。…そう思うとあの年になってもこんなお話を書いてるあざのさんに愛しさを感じます(笑) お仕事だものね! そろそろあざのさんの本が本棚一段占領しそうです。

     …で、サリエルの続きはまだですか?

  • 「BLACK BLOOD BROTHERS」のあざの耕平による新シリーズ。内容はとても良かった。はらはらする展開に爽やかな読了感、そして次巻の展開が気になる!絶対に2巻も買うと思う。

  • 2010/05/20
    ⇒中古待ち
    ⇒まんだらけ 420円

    がんばれすみ兵さん、まけるなすみ兵さん。
    イラストだけで次も買います。

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著者プロフィール

1976年、徳島県生まれ。99年「ブートレガーズ 神仙酒コンチェルト」(富士見ファンタジア文庫)で文庫デビュー。その後「Dクラッカーズ」シリーズを富士見ミステリー文庫にてシリーズ化、レーベルを支える人気作となった。
代表作に「BLACK BLOOD BROTHERS」「東京レイヴンズ」シリーズ(富士見ファンタジア文庫)、「神曲奏界ポリフォニカ」シリーズ(GA文庫)などがあり、アニメ化作品も多い。

「2019年 『ダーティキャッツ・イン・ザ・シティ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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