ノエルと薔薇の小箱: アリアンロッド・リプレイ・ルージュ (富士見ドラゴンブック 23-6)
- KADOKAWA(富士見書房) (2005年12月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829144657
作品紹介・あらすじ
赤ん坊の時から持っていたバラ文様の小箱を手に、自分探しの旅に出た少女・ノエル。彼女は封印された"伝説の五つの武具"を開封する鍵となる存在だった。その力を求める組織からエージェントたちが送り込まれ、半ば無理やりノエルの仲間となっていく。虚々実々の駆け引きをしながらも、ノエルの純真さに彼らの心は次第に…。大好評の声にお応えして、奇才・菊池たけしが贈る、爆笑と感動のアリアンロッド・リプレイ、新シリーズ開始。
感想・レビュー・書評
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現代舞台でないものが逆に欠点あるとしたら
舞台素材のつながりから広がりを感じ難いところ
けれど繰り返し変奏の積み上げでそこは克服されて
長く何度も味わえるようになると詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
アリアンロッドを知るために入手したリプレイその1。
薔薇の紋章を持つ娘と愉快な仲間達のお話ってことでいいのかな。
以下読んで得たキャライメージ
ノエル…お嬢様にしては本格的な剣術を学んだ模様。だまされやすい。
トラン…勧誘上手。攻撃魔法の出し方が斬新。さすが怪人。
クリス…神殿(というかマティアス)を盲信してる。将来が不安。
エイプリル…超渋い。パーティで唯一の常識人に思える。
TRPG初心者と共にプレイしているので、分かりやすい説明がチラホラある。アリアンロッド初心者にもやさしい。
さすがベテランと思うようなロールプレイの数々。
参考になります。いろいろ。
登場キャラがユニーク(笑)
NPCまでユニーク(笑)
占いオババの具体的すぎる予言とか…最高だわGM。
シナリオも分かりやすいダンジョンアタックだった。
トラップも参考になるなぁ。うん。 -
ルージュシリーズの1作目。
今回はレベルの低い主人公+レベル高めの相互に対立する勢力の3人という変則的なパーティー編成で始まります。
まぁ、PCとして一緒に行動するのであくまでもフレーバーって感じですが。>対立
そのおかげでキャラクターが立ってて読み物としての面白味が出ていると思う。
あと、中の人からしておっとり天然さんという印象の主人公ノエルもいい味出してます。
冒険について少しずつ学んでいく過程に応援したくなります(笑)。 -
「ルージュ」シリーズの第1巻。
取り巻き(PC?〜?)が個性的過ぎて、非常にいい味を出している。普段は恨み辛みを言いつつも戦闘のときはしっかり協力する、というロールプレイがナチュラルに行われているところに好感が持てる。 -
初々しいノエルと格好良いエイプリルさんが素敵。