- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784833421195
作品紹介・あらすじ
21世紀を生き抜くための必修科目。ビジネスにも交渉にも役立つ、教養としての哲学思考。
感想・レビュー・書評
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3/2BIBLIOTHECAブックシェアリング、中学生起業家レウォン (李 禮元)さんが紹介。
哲学の歴史を「浅く広く」知るには最適。『ソフィーの世界』をもう一度読みたくなった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今まで読んだ哲学入門書の中で一番俯瞰しやすく面白かった。次に繋げやすいと感じた。
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・1回通読。哲学について何も知らない状態で読み、一冊目がこの本で良かったと感じたので良書に違いない。期待以上に読み易く、哲学者と哲学用語、それらの間の関係性(対立、継承など)を、スッと理解できる。構成上、行ったり来たりするのが楽しい本なので、紙の本推奨
・世界の在り方としてはアリストテレスとライプニッツ、人の生き方としてはニーチェやその他の実存主義者の考え方に共感
・好きなフィクション作品の作者達や、お世話になった先生達も、哲学の影響を受けているのだなと、この本を読んだことで気づくことができた -
哲学者の思想を包括的に理解するのはなかなか難しい。この本のように用語ごとに理解するのもありかも。
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おそらく、哲学の上澄みを図解して、極限まで単純化したものだとは思うが、単に名前だけ知っていた概念の上澄みを知れたことは良かった。
絵もシュールで面白い。 -
哲学書の入門といえばこれ。ミニキャラになった代表的な哲学者たちが、その時代背景や代表的な考えと共に紹介されます。
普段私たちがなんとなく考えていることは、大体先人に考え尽くされているものですが、この本でざっくりと哲学者を網羅すれば、自分が誰的な考え方をしているかがわかります。
名前を聞いたことあるあの人が、読んでみたら意外と共感できることを言っていた、とか、まずは読みたい人の名前を知る入り口としても良い本です。 -
事典ではなく図鑑
発想は面白い
見ることで分かりやすくなるものは多い
(現在を基準にしてあてはめているからだろう)
しかしそれぞれの哲学者の思想は
難しいものが多く
概念を理解するだけでも時間がかかる
古代より人間の考えることは似ていると思う
具体的なモノ(五感で感じるもの)が時代とともに変化しているため
それが思想表現に使われている-
まず興味を持つことが大切だと思うんです
おもしろいと感じることが すでに自分が知っている何かが そこにあるんです
何もなければ スル...まず興味を持つことが大切だと思うんです
おもしろいと感じることが すでに自分が知っている何かが そこにあるんです
何もなければ スルーしてしまうはずなので
次のきっかけを作るのが 大人たちの役目かもしれないですね2019/02/15
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1ヶ月弱かけて購読。
今まで古代(特にヘレニズム哲学)がお気に入りだったが、近世以降の哲学者も面白かった。
キルケゴールの「私にとってあるような真理」が印象に残った。今後も定期的に哲学を勉強したい。
他に印象に残った人とキーワードを下記にメモ↓
⚪︎古代
・ゼノン ストア派 ストイックな落ち着き
・エピクロス 快楽主義 隠れて生きよ
⚪︎中世
・トマス・アクティナス スコラ哲学 哲学は神学のはしため
⚪︎近世
・スピノザ 凡神論 神即自然 永遠の相の下
・ロック、ルソー、モンテスキュー 啓蒙主義
⚪︎近代
・カント 格率 道徳法則 自律 人格
・ヘーゲル 弁証法 ジンテーゼ 歴史
・ショーペンハウアー ペシミズム
・キルケゴール 実存主義 私にとってあるような真理
・マルクス 唯物史論 生産力
⚪︎現代
・サルトル 人間は自由の刑に処されている アンガージュマン
・ドゥルーズ アイデンティティ パラノイア スキゾフレニア ノマド -
他の哲学関連の書籍を読んでいる際に、前提として提示される概念や用語をさらっと理解する助けになってくれる。イラストも愛くるしい堅苦しくない取っつきやすさせで、辞書的な用途で手元に置いておくのが良いかも。図書館で借りてきたけど、買っちゃうかな。
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