ジオジオのかんむり

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  • 福音館書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (20ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834007145

感想・レビュー・書評

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  • 王様ライオンの冠の中で鳥が卵を産み、そのライオンが守るというお話。目が見えなくなってしまった王様ライオンは、孵った七羽の鳥たちの声が聞けて幸せだね。

  • 5歳0ヶ月

  • 〝ジオジオは、ライオンの中でも一番強かった。ジオジオの冠が「チカッ」と光ると、誰でも、こそこそ隠れてしまうのでした。 でも、ジオジオは、独りぼっちでした。...そこへ、卵をすべて失った灰色の小鳥がやってきて、悩みを打ち明けました...「卵を産みたいなら、いい場所があるぞ!」それは、なんとジオジオの冠りの中でした・・・〟年老いたライオンと小鳥の労わりを通して、慰めと安らぎの心境が描かれた、ほんわか絵本。

  • 2023-093年生

  • ライオンの王様のジオジオも段々歳をとって、ひとりぼっちで寂しく過ごしていました。そこにタマゴを育てたい小鳥があらわれます。そこで王様のカンムリの中でタマゴを孵すと言うことに〜

  • 優しい王様ジオジオ

  • 2年生の教科書に出てくる
    短い4〜5分
    途中読みにくいところがある

    年取った王様ライオンの冠の上で鳥が卵を産んで育てる話
    ジオジオはよく見えないけどよく聞いて満足そう
    卵がかえるのは春先

  • 息子の国語の教科書で読んで素敵なお話だったので絵本も図書館で借りてみました。
    ジオジオは鳥が安全に卵を生みヒナを育てられるよう、親切に王冠の中に巣を作らせてあげます。
    すると、目が見えなくても育っていくヒナの様子を感じ、鳴き声を聞いて、心穏やかに過ごせるようになりました。そして何より、退屈だった日々が賑やかで楽しくなり、めでたしめでたし、という心温まるお話。
    絵がとても素敵で、特にジオジオのイラストが可愛くて癒されます。

  • 「でも、ジオジオは きいて いたのです」

    優しい王様ライオンの話。心眼で、心の耳で聞いていたのでしょうね。(4分)#絵本 #絵本が好きな人と繋がりたい #ジオジオのかんむり #岸田衿子 #中谷千代子 #福音館書店

  • 《本屋》【再読】ジオジオの王様の冠の中は、本当の安全地帯だなあ?

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著者プロフィール

1929年、劇作家・岸田国士の長女として東京府豊多摩郡に生まれる。立教女学院小学校、立教女学院女学校を経て、東京芸術大学油絵科に入学。1955年、谷川俊太郎の勧めで第一詩集『忘れた秋』を発表し、詩人としてデビューした。童話作家としても活躍し、1966年には画家の中谷千代子とコンビを組んだ『かばくん』でドイツ児童図書賞を受賞した。1973年、『かえってきたきつね』で産経児童出版文化賞大賞を受賞。

「2019年 『岸田衿子の詩による無伴奏男声合唱曲 うたをうたうのはわすれても』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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