おばけのジョージー (世界傑作絵本シリーズ)

  • 福音館書店
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本棚登録 : 367
感想 : 38
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  • Amazon.co.jp ・本 (44ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834007251

作品紹介・あらすじ

ホイッティカーさんの家の屋根裏部屋におばけのジョージーが住んでいました。ジョージーは、毎晩同じ時間に、階段と広間のドアを軋ませます。それが合図になって、ホイッティカーさん夫婦は寝る時間だとわかり、ねこのハーマンはねずみを探し回る時間だとわかり、ふくろうのオリバーは鳴く時間だとわかりました。ところが、ホイッティカーさんが階段とドアを修理してから、皆は時間がわからなくなってしまいます。

感想・レビュー・書評

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  •  幼い頃に絵を見た記憶があります。幼稚園で見たのかな・・・。懐かしいです。

  • 別冊太陽『こわい絵本』選書  

    おばけのジョージーはこわがりなおばけ。老夫婦の家の屋根裏に住んでいる。この”こわがり”ってところがおもしろい。「おばけのくせに!」と、ふふふってなる。

    ジョージーの仕事はドアをきしませること。この音を聞いて家にすむ老夫婦や猫やふくろうは時間を知ることが出来る。白黒の絵だが、ジョージーや動物たちの表情がかわいくて絵を楽しむことができる。
    この一冊は絵本だが、シリーズ2冊目からは低学年用児童書としてのボリュームがある。

  • おばけにも
    お仕事があれば
    こんなに平和な過ごし方もあるんだな。

    絵が可愛い

  • 2022 復刊で

    おばけのジョージーはホイッティカーさんのいけのおばけ

    ホイッティカーご夫妻のねるじかん
    ねこのハーマンのねずみをとるじかん
    ふくろうのオリバーが目を覚ましてほーほーとなくじかん

    ところが、
    かいだんと、ドアのちょうつがいが直り
    音が出せなくなり

    こまったジョージーはべつのいえをさがして

    5分

  • 東京子ども図書館共同企画「いま、この本をふたたび子どもの手に!」で復刊されたうちの一冊。
    読んでみたくて図書館で借りました。

    おばけの ジョージーは、ちいさな おばけです。
    ホイッティカーさんの ちいさな いえの、ちいさな やねうらに すんでいます。
    ジョージーは、まいばん おなじ じかんに、かいだんを みしりと いわせ、ひろまの ドアを ぎーと いわせます。
    でも あるひ、ホイッティカーさんが、いえの しゅうりを してしまい……。

    ほのぼのします。
    本来怖がらせる側のジョージーのやることが、実はみんなの役に立っていて、ジョージーの方が人間を怖がるなんて、おもしろい。
    どこの家にもおばけがいるというのも、うちにもジョージーみたいなかわいいおばけがいるのかな、なんて楽しく話ができそうな雰囲気です。
    おばけのジョージーの絵本は、こういう線の絵なんですねぇ。
    中身の絵が白黒(紺?)なのもいい感じ。
    色が多すぎると、目がすべって集中できないかも?、と初めて感じました。

  • よかった

  • 世の中何が幸いするかわかりません。

  • 図書館で借り。
    福音館の世界傑作絵本シリーズなのと、ジャケ借りと。

    眠くてうつらうつらしながら読んだので、正直内容はあんまり覚えていないのだが、おばけの存在で家の中が円滑に進む…っていうのはなんかいいな、と思った。

  • 話としては、それなりにですが、予想通りでした。

  • 最近小宮由さんの訳で新しいシリーズが次々と出版されていますが、1978年発行のこの絵本は表紙のみカラーで中は白黒のペン画のイラストで味わいがあります。
    現在は書店での購入はできないようですが、おばけのジョージーの原点として、図書館で借りて読んでほしい絵本。

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著者プロフィール

ロバート・ブライト 1902年、アメリカのマサチューセッツ州ケープコッドに生まれ、幼年時代をドイツのゲッティンゲンで過ごした。その後、アメリカに戻り、フィリップスアカデミーとプリンストン大学を卒業。ジャーナリスト、批評家、教師、小説家として活躍。子どもの本をかくようになったのは、幼少を過ごしたゲッティンゲンの町が、グリム兄弟にゆかりがあったことや、近くに笛吹き男の伝説で名高いハーメルンの町があったことに起因していると、彼自身が語っている。本書は1944年、娘ビアトリスと息子ロビンのためにかかれ、以後、このおばけの絵本は8冊のシリーズとなり、世界中の子どもたちに愛されている。「おばけのジョージー」のシリーズの他に、『げんきなグレゴリー』(徳間書店)、『あかいかさ』(ほるぷ出版)などがある。1988年没。

「2022年 『おばけのジョージー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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