名医ポポタムの話―ショヴォー氏とルノー君のお話集〈3〉 (福音館文庫 物語)

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  • Amazon.co.jp ・本 (323ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834019490

作品紹介・あらすじ

カバのお医者ポポタムは「患者が死んでからこそ私の出番」。自ら発明した糊やポンプを駆使して、けたはずれの治療活動がアフリカにパリにと展開します。傑作3短編を併録。

感想・レビュー・書評

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  • 名医ポポタムはカバのお医者さん
    死んだものだって発明の糊とポンプを使って生き返らせちゃう。

    たまに間違って頭とお尻が逆にくっつけちゃうこともあるけど
    怒らせちゃうと食べちゃうけど
    パリにおよばれされちゃうほどすごいお医者さんなのに
    海を渡るときは泳ぎだけど
    ・・・



    憎めないんだなあ

  • 子どもも大人も楽しめる。ショヴォーの全集が福音館から出ているのがにくいところ。

  • 著者御本人による挿絵が、スリル満点のお話とあいまって、久しぶりにページをめくる手をもどかしく感じた。はやくつづき読んでよ!って自分に言うかんじ。何故か子供時分に避けて読んでいなくて、今初めて読めたことに感謝。

  • 大人の童話。

  • 小学校の図書館にあったこのシリーズ。アマゾンのおすすめ度は星0だそうです。苦笑。

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著者プロフィール

(Leopold Chauveau) 1870年、フランス・リヨン生まれ。のちパリへ出て医者になる。1896年に結婚、四男をもうける。その後アルジェリアへ移住し農業をはじめるが、第一次大戦前夜にパリに帰還。戦中は志願して軍医となった。当時の経験を綴った『戦場の後方で』を1917年に発表。1924年に再婚、医者を廃業し、創作活動に専念する。ブロンズの怪物像や絵画を制作するかたわら、ジッドやマルタン=デュ=ガールら知識人とも親交をむすび、小説も書いた。1923年より、亡き息子ルノーとのやりとりによって生まれた物語をもとにした『ルノー君のお話集』を次々に出版。1940年、ドイツ軍侵攻に際し、パリ脱出をはかるが、途上、ノルマンディーの村ベルレームにて没する。

「2006年 『いつまでも、鰐』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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