ハッピーノート (福音館創作童話シリーズ)

著者 :
  • 福音館書店
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本棚登録 : 408
感想 : 69
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  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834020311

作品紹介・あらすじ

小学校でも塾でも、いじめられてるわけでもないのになかなか自分らしくいられない六年生の女の子、聡子。家ではやさしい両親についあたってしまいます。そんな聡子は塾に新しく入ってきた女の子、リサにふりまわされながら、好きな男の子と仲良くなろうとがんばるうち、両親や学校の友達との関係にも変化が起きます。わがままでも人の言いなりでもない自分のペースを聡子は次第につかんでいくのです。

感想・レビュー・書評

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  • 小学生もいろいろ考えていて、大変なんだ〜と思った。

  • 中学受験の話。当時の私にはかなりタイムリーな内容だったのでぐいぐい来た。ミスドっていうのが近いなあって。でも実際のガチなお受験てもっと苦しかった。

  • この本は私にとってとても特別な本です。

    小学生時代に初めて本を読み共感できた話しでした。

    小学校6年生の聡子。
    塾が同じで憧れの霧島君とはいつもミスタードーナッツでその日の復習。
    「今日はオールドファッション?じゃあ僕も同じのにしよう」
    このフレーズで始まってこのフレーズで終わる。
    何年たっても印象に残っていますね。

    不器用な恋愛に壊れそうな友情に勘違いの家族愛。

    誰もが一度はこんな悩みを持ったと思います。
    甘酢っぽくも切ない。
    しかしほんのり甘く笑顔になれるそんなお話です。

  • 予想外の内容だった。
    この内容なら高学年で面白いと思う女の子がいると思う。
    無理やり人に合わせなければならないことに疑問を感じている子。
    ちょっぴり恋愛に興味が出てきたころの子におすすめ。
    霧島くんがたかられていたというのは、まったく予想外の展開。

  • 小学4年生から6年生の女の子たちに人気です。
    子ども達の状況や気持ちに優しく寄り添う1冊。

  • ミスドで勉強したくなった。

  • 私は聡子がウソをついたり何でもすぐあきらめているため少しイライラしました。

  • 2005年の本。今から15年前の本。音楽やタレントの事もたくさん出てくるので古い感じがする。

  • 主人公 聡子の心の中がとても共感できた。中学生の頃読んですごく心に残っていた本だけど、今読んでもやっぱり好きだった。ミスド行きたい。
    2020.6.19

  • 同じ6年生が主人公なので、とても共感できた。友達関係、習い事、恋愛、親への反抗期、6年生の今がぎゅっと詰まった1冊だった

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著者プロフィール

1970年神奈川県生まれ。実践女子短期大学卒業。99年『透き通った糸をのばして』(講談社)で第40回講談社児童文学新人賞、01年児童文芸新人賞を受賞。07年『ハーフ』(ポプラ社)で日本児童文学者協会賞を受賞。

「2016年 『Q→A』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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