腎臓病は運動でよくなる! (東北大学が考案した最強の「腎臓リハビリ」)
- マキノ出版 (2018年12月17日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
- / ISBN・EAN: 9784837613343
作品紹介・あらすじ
「安静にする」のは大間違い!
腎機能をアップする
「東北大学式・腎臓リハビリテーション」の全貌を公開!
腎臓リハビリテーションは、
東北大学が20年以上の研究を経て構築した、
慢性腎臓病の患者に向けた、日本初の改善プログラムです。
このリハビリテーションを実践することで、
悪化した腎機能を改善したり、
慢性腎臓病の進行を抑制したりする効果が明らかになりました。
まだ透析に至っていない保存期の患者だけでなく、
人工透析になった患者にとっても、
腎臓リハビリテーションはよい影響を及ぼします。
具体的な内容は、
高齢者でも、体力に自信がない人でもできる、
ごく簡単な「体操・運動・筋トレ」です。
「腎機能が基準値まで回復し、12kgの減量に成功!」
「尿タンパクが出なくなり、透析への不安が消えた」
「糖尿病性腎症でも血糖値・血圧が基準値以下に降下!」
「透析を始めて25年でも、自転車通院するほど元気」
など、実践した人の喜びの声は、本書で詳しく掲載。
食事や薬に関する注意点など、
生活全般のアドバイスも満載しています。
【こんな人にお勧め】
・慢性腎臓病の原因となる、高血圧や糖尿病を患う人
・健康診断で腎機能の低下やタンパク尿を指摘された人
・「このままでは透析になる」と診断された人
・人工透析を行いつつ、よい状態をキープしたい人
感想・レビュー・書評
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以前は腎臓病の方は運動を制限され安静にしていたそうです。
ところが著者の上月先生がラットの実験から軽い運動が腎臓に良いと発見され、広めていったそうです。
腎臓病の運動療法の本家本元ですね。
実は私も血液検査の結果、腎臓に関する値が少し悪いのです。
クレアチニン(eGFR)の値が少し異常値の方に入っています。
あと、尿酸値も高くてこれは腎臓に悪いようです。
これらの値は職場の健診の標準項目には入っていなくて、偶然他の件でクリニックで血液検査をした時に分かったものです。
だから職場の健診だけで安心せずに、気になる数値は独自に検査する必要があります。
本当は胃カメラや大腸カメラもやったら安心できるのでしょうが、そこまではさすがに大ごとになるので……。
それはともかく、本書に書かれている運動はそう大変なものではありません。
腎臓病の方はあまり激しい運動は良くないということで、手軽にできる運動です。
特にウォーキングが重視されています。
私もウォーキングや軽い運動をして腎臓を大切にしようと思います。
https://sfclub.seesaa.net/article/483329908.html詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
本書を見つけたことで希望がもてた。運動を実践中。