働き方―「なぜ働くのか」「いかに働くのか」

著者 :
  • 三笠書房
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レビュー : 209
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837923107

作品紹介・あらすじ

「平凡な人」を「非凡な人」に変える。人生において価値あるものを手に入れる法。

感想・レビュー・書評

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  • 友人から借りて読みました。

    稲盛和夫さん、本当にすごい人です。
    『生き方』や『京セラフィロソフィ』など名著がたくさんあり読みたいと思いつつも、本書を最初に手に取ることとなりました。

    「働き方」について、特に若者のそれについて書かれています。
    稲盛さんの持論を聞くと
    もしかしたら、ある意味「奴隷的思考をしろ!」というような一種の洗脳と捉える人もいるかもしれませんね。
    稲盛さんが言いたいのはきっとそういうことではなくて、それが自分自身を救うことになるということだと思います。
    うーん、意図せずして宗教っぽい言い回しになってしまうのは、僕の文章力不足です。

    この人の生き方は「人事を尽くして天命を待つ」そのもの。
    見習いたい部分が多くあります。

    是非、他の著書も読みたいです。

  • 松下幸之助氏の日々是新、ルータイスのコーチング・コンセプト、エリックリースのリーンスタートアップと同じことを言っている、究めた人が思う真理は同じということなんだろう。

  • 『生き方』の内容に近い
    冒頭で稲盛さんの入社直後の働き方や考え方、経験は体育会のような精神論的な要素を強く感じた。しかし、その心意気は自分としては大切にしたいし、そういった気概を稲盛さんが持っていてさらに成果を上げたことについては自信になるし安心できる。経営者なのに泥臭い仕事の仕方するなと感じた。

  • ・西洋の社会には「労働は苦役である」という考え方が基本にある。日本にはそうした労働観はなく、働くことは喜びや生きがいを与えてくれる尊厳ある行為であると考えられてきた。
    ・アダムとイブにおいて、人類の始祖である彼らは神から禁じられていた禁断の木の実を食べたため、エデンの園から追い出される。その結果、食べ物を得るために苦しい思いをして働かねばならなくなった。
    ・この話には、人間はいわゆる「原罪」を償うために、労働という罰を与えられたという、働くことに対する否定的なイメージがつきまとう。
    ・結果として、「仕事はなるべく短時間で済ませてなるべく多くの報酬を得た方がいい」という近代の労働観が生まれた。
    ・楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する
    ・転職は自ら作り出すものである。どんな仕事でも心の持ち方を変え、打ち込めば、意義を感じるようになる

    【人間はなぜ働くのか?】
    人間は自らの心を高めるために働く。

  • 前半半分は正直つまらなかった…
    真剣に働くことの大切さは自分としてはわかっていると思うからである。


    しかし、後半からこの本を読んで良かったと思わせてくれた

    理系のスーパービジネスマンの働き方に関する本は読んだことがなかったので、開発における働き方・心構えといったものがよく伝わってきた。
    今研究している中で感じる点と比較しながら後半を読んだが、自分はまだまだまだまだ未熟であることを感じ、それをどう改善していくべきかも見えたので大変感謝している



    それにしても、全体を通してこの人のワークスタイルが大好きだほっとした顔
    こうありたいと思わせてくれた初の理系ビジネスマンである

  • 誕生日にもらった。そんなに働くの楽しそうに見えなかったかしら笑
    とか思ったけど、中身読むと結構面白い。稲盛さんて研究畑の人だったんだねー。研究家肌なのをしっかり見てくれていたからこの本をくれたんだろうきっとそうだ。
    そういう意味では『日々の成果に喜ぶ』みたいな話はバランス感覚があるなぁ。と。完璧主義って悲観的に足りないところに目が行きがちな考え方な気がするし。こういうところはイイネ!
    全体見ると支離滅裂な感は否めない(足るを知る完璧主義ってなんだ)けど、それらを『一つの思想である』って捻じりまとめあげるパワーが経営者っぽい考え方のんだろうなぁ。よく言えば清濁併せ呑む…かな。
    冒頭の働く意味みたいな話は申し訳ないけどあんまぐっと来なかったです。良い意味で思考停止というか…

  • 彼の会社の設立者、稲盛さんの本。素晴らしい方だと話を聞いていたので、セレクトしてもらい読んでみました。

    この本は、社会人一ヶ月目で日々の忙しさを言い訳に、仕事をこなすことだけに精一杯になっていた私に、仕事に対する意識の持ち様を考えさせてくれました。

    数ある名言の中でも一番心に残ったのは、「願望を潜在意識に浸透させる」という言葉。こんなことがしたいな、あんなことができたらおもしろいな、あの人に会いたいなという一時の思いでも、思い続ければそれは自分の心の奥深くに宿る潜在意識となって、その実現を後押ししてくれるということ。

    高校時代に「願わない夢は叶わない」と聞いたけど、似ているかも。強く実現を願い続けることが大事だね。

    もう一つ。結果が出なかったときは、「神様にお祈りできるくらいまで頑張った?」と自分に尋ねてみようと思います。「人事を尽くして天命を待つ」という言葉があるように、天命を待てるくらいまで頑張ったのかと。そうじゃなければ改善策が考えられるはずだから。

    …と書くのは簡単だけど、すっごくきついと思います。今の私に出来ることは、大きな目標や夢を探しながら、小さな目標や夢の達成を積み重ねていくこと。心折れそうになったときは、本に付箋を貼った部分を読み返してみようかなと思います。

  • まだ「京セラの稲盛さん」時代の本ですが、既に確固たる名経営者が書いた一冊として、新入社員に薦められたりしてきた本だと思います。

    えらい人が人生を通じて考えたことを、背筋を伸ばして心して聞く。そんな「課題図書」のひとつではないでしょうか。

    一読すると、根性論で、精神論で、寝ても覚めても仕事に没頭せよ、と説かれているように感じられることと思います。

    それは、この時代を生きた人にありがちな働き方です。スマホがあって、コンビニがあって、多くの老人と少しの若者しかいない時代とは、根本的に違います。

    でも、寿命が延びたとはいえ、50年が80年になる程度であって、2年で倍になるような違いはありません。

    仕事をする時間が、人生の多くを占めることについては、昔も今も変わりがありません。

    稲盛さんの「懸命に働く」ことは、「楽しいことのために没頭する」今流行りの「働き方」と、実は同じようなことを指しているように感じます。

    帰りの電車の中で読み通せるくらいのボリュームですが、せっかく生まれたなら、何者かになりたい、と考える人に、「考え方」の大切さを教えてくれる一冊です。

    「稲盛方程式」の

    人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力

    「考え方」が一番大切だということが、この本でよく理解できました。

  • 京セラ創業者の稲盛氏が「働き方」を伝授する。
    言っていることは極めて自然で、日本人らしいあり方を教えてくれる。ただ、目の前の仕事を黙々と、一生懸命にこなす。1日では成果が見られなくとも、5年、10年と続ければ、驚くほどの成果が出る。目先の利益にとらわれない。「こうありたい」と夢を描いたら、その思いを強烈な願望へと高め、四六時中そのことを考え尽くし、成功のイメージが克明に目の前に「見える」ところまで持っていくことが大事である。

  • ベストではなく、完璧を目指す。
    道筋が見えるまで考え抜く。

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著者プロフィール

1932年、鹿児島県生まれ。59年、京都セラミツク株式会社(現京セラ)を設立。社長、会長を経て、97年より名誉会長を務める。84年に第二電電(現KDDI)を設立。会長を経て、2001 年より最高顧問。2010年、日本航空会長に就任。名誉会長を経て、15年より名誉顧問。若手経営者のための経営塾「盛和塾」の塾長として、後進の育成にも心血を注ぐ。著書は『稲盛和夫の実学』『アメーバ経営』ほか多数。

「2018年 『従業員をやる気にさせる7つのカギ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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