あたまからつま先まで ザ・まさこスタイル

著者 :
  • マガジンハウス
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  • Amazon.co.jp ・本 (124ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784838725625

感想・レビュー・書評

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  • 着飾るのではなく、整える
    これからの目標に。

  • これから5年くらいはこの本を手本に被服のコレクション構築ができる。有難い本。

  • 高価なものが多いので、似たようなプチプラ品で真似したい。

  • もうすぐ40代。
    今までと同じ服装ではまずいんじゃないかと思って、
    まさこさんのスタイリングを拝見させて
    もらおうと購入。ku:nelにこの本の紙面紹介が
    出ていて、濃い内容って思ったから。

    買って正解。じっくりとはじからはじまで
    読み込んでしまった。

    モデル体型ではないのが逆によく、それに着てるものも
    どれもこだわりぬいていて、素敵だった。
    食べるの好きだから食事減らさない、運動嫌いだから
    運動もあまりしないって断言してるのが
    (針に通ったり、ウォーキングを少しやったりは
    している様子だけど)正直でいいなって思った。

    もちろん掲載されている洋服達はうん万円ばかりで
    いち主婦では早々手に入らないんだけど
    洋服選びのポイントとか参考になる点がたくさんあった。

    お蔵入りにならずに、たびたび開くことになりそうな本!

  •  わたし、この人と体型が似てるみたいなんだよね。身長は一緒。足のサイズは私は23弱。体重は…分かんないけど、痩せ、標準、ぽちゃで分けるなら同じ部類って感じ。

     だから…この人の選ぶ服ほど上等なものじゃないけど、七分丈とか、ワンピースの形とか、この人が自分に似合う服を選ぶ理由が、分かる気がする。


     だから買ってみたというか。でもそうじゃなくてもきっと買ったんだろうな。見ていてとても、キレイで和む。



     思うに。ある程度体型で生き方が決まってる気がするというか、生き方により体型が決まってるのかなぁ。

     わたしはお世辞にも良い体型とは言えない。

     もともと背は小さいし、華奢な骨格と言うわけでもない。地黒だしどんなに化粧して美しそうに取り繕っても「きれいな人」にはなれない、と言う部類にいる。卑下でもなんでもない。客観的事実としてそうだ。

     残念ながら向上心を持つならば「可愛らしい人」を目指してそのベクトルを向けるしかない。(多分日本女子の9割くらいが目指してそうなベクトルだ。)

     その時点で男目線を考えてみると、それを対称にしてくれる人が限られてくる。

     たとえばLEONのような雑誌に出てくるような格好の(≠格好良い)男は、私の周りになんて一人もいないし、私のような外見の人間にその種の男が興味を持つとしたら、女の魅力としてじゃなく金かメスかペット(もしくはマスコット)的目線以外にありえない(言い過ぎか…?)し、そうでなかったら私自身が警戒する。

     オンナは大変だ。その最低条件の上になお、顔面の美醜の問題が関わってきて、男のストライクゾーンの角度をさらに絞られる。もっと言えばその上で更に、性質(≠性格)で取捨選択をされる。 (この「選ばれる意識」は好きじゃないけど便宜的に使ってます)「部屋が汚いオンナは論外」は、第1の条件じゃない。この外見の選択の上での絞り込みの条件に過ぎない。

     そしてオンナは健気だ。この報われなさに、ょょょと泣きそぼくれるわけじゃない。ダイエットする、内面を磨く(分けわかんない言葉だけど。多分性格良さそうに見せるすべを身につけるくらいの意味だと思う。)とか、自分に出来る改善点を見出してより良く見せようとする。

     一昔前は、きれいな人が、「もうちょっと頑張れば」とダイエットしてきれいになろうと頑張りすぎて摂食障害を起こしたらしいが、ダイエットという概念が一般化して、頑張ってもどうにもならない人までダイエットして摂食障害に陥るようになった、と言った人がいたが、

     正直そのとおりだと思う。
     でも
     オンナの健気さの表れだという見方をすれば、こんなにも広くダイエットが一般化した理由も納得できる気がする。


     「痩せてきれいになるわけじゃない」(未だ一定数勘違いしてる人いますが…)

     ただ、痩せることによって「ゆるさ」を排除することは出来るかもしれない。痩せるということは、「可愛い人エリア」とは別のアプローチができるかもしれない、というような、この絶望的取捨選択システムの抜け穴を見つけるための、自身に出来る最終手段なのかもしれない、


     とか思うと、あれ?なんだかわたし、痩せたくなってきました…。話の理論が捻じ曲がったところで終わりにしときます。

  • 気になっていた伊藤まさこさんのワードローブと
    コーディネートがまるっと紹介されていてわくわく、
    ほしいものばかり。

    流行に流されず
    かといってスタンダードすぎず
    ほんのりと女らしく大人っぽい
    さじ加減が絶妙。

    「夏はすうすうワンピース」
    「マリメッコは七難隠す」など
    着こなしを表す言葉選びも秀逸、
    さすがクウネル元編集長、岡戸絹枝さん編集!

  • 大好き!伊藤まさこさん。見つけた瞬間、即!買いニョ。
    今回は、特に、ファッション特集。ついにキタワ!と、歓喜する。

    今回のご本では、
    お洋服紹介の欄外に、まさこさんとライターの方のお喋りが掲載されていて、そこで滔々と語られる【黒まさこ的】発言が、滅法おもしろかったニョよ。

    【洋服って結局消耗品という気が私はして。くたびれてくると貧乏くさくなる】とか、
    【年をとってくると、大事なのは着飾ることより整えることなんだなってすごく思う】とか。
    さらりと発言してるけど、グサリとココロに刺さっちゃう。
    【旅支度は10分】と、言い切るところも、イイナーと。

    わたしも手持ちの持ち物を、見直し、お手入れ致しましょう。
    【思い立ったら10分】で、わたしも、旅立ちたいものニョ。

    http://tkameko.exblog.jp/18735377/

  • シンプルにおしゃれできるようになりたいな。シンプルを追求する場合、一つ一つが似合っていないと、難しいんですよね。

  • こんな40代の着こなしがしたい。お手本として。

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著者プロフィール

1970年、神奈川県横浜市生まれ。文化服装学院でデザインと服作りを学ぶ。料理や雑貨など暮らしまわりのスタイリストとして女性誌や料理本で活躍。自らプロデュースした衣食住にまつわる商品を販売するサイト「weeksdays」を「ほぼ日」と一緒に運営中。おもな著書に『あっちこっち食器棚めぐり』(新潮社)、『おべんと探訪記』(マガジンハウス)、『伊藤まさこの台所道具』『伊藤まさこの食材えらび』『伊藤まさこの器えらび』『夕方5時からお酒とごはん』『新装版 毎日ときどきおべんとう』(以上、PHPエディターズ・グループ)など多数がある。

「2023年 『する、しない。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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