- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784838726455
感想・レビュー・書評
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氏の書いた本の内容からして料理のイメージがなくて驚いたが、とても充実した内容で満足しました
家庭ですぐに応用が効く裏ワザが多いのもありがたい詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
エッセイ風の料理本。
ライターだからか文章がうまい。
著者がこれまで書いてきたライフスタイルと共通する料理・食事の仕方。それが今の時代にはまるのではないか、そしてそういうのがありそうでなかった。
文中にもあるように男の料理でもコンビニ料理でもなく、その間に位置しながら、美味しく最高の気分を味わうための方法論。それは料理の時間だけでなくライフスタイル全体と絡んでいるという意味でとても実践的でテクニカルな内容。 -
俺ってセンスいいだろと声高に叫ぶセンスのなさを感じる。結局は自分が否定する料理男子の一人にすぎない。
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献立や味付けの考え方は参考になったけど、掲載されている写真の盛り付けが美味しそうに見えなくて残念。
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4〜5
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佐々木さんの目指すところはとても共感できるし、私もそうありたいと努力しています。しかし、食に興味がない、腹が膨れたら満足する人たちにはかなりハードルが高いかと。彼らには届かないかと。
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コンビニ弁当を手に取る前に、加工食品、半加工食品、化学調味料を調理に取り入れる前に、旬の野菜を中心に、シンプルな調理方法で食べることを考えてみようという気にさせる本でした。献立のヒントになる七つの味付けなど、調理方法そのものを理解するより、応用をきかせるための内容です。料理の本でいつも面白いなと思うのはなんとなく著者の好きな食材などが浮かび上がってくるところです。マスカルポーネと熟した柿の組み合わせなど、著者の好物なのかなと思います。マスカルポーネというと映画アマデウスで甘いもの好きのサリエリが好んで食べているシーンを思い出します。
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意外なことに著者である佐々木俊尚さんはグルメなご家庭で育ったのかと思っていたが普通のご家庭だったらしい。献立を構成する際、味付けが甘い、すっぱい、塩味、醤油味、味噌味、クリーム味、カレー味で分けて、味が被らない様にすればいいというのはとても参考になった。
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「健康的で、値段が安くて、かんたんで食べやすい料理を提案」というコンセプトは好きだけど、野菜はファーマーズマーケットで購入、鍋はル・クルーゼ、炊飯器ではなく鍋でご飯を炊く、という件が結局男の料理って感じがする。
所謂「男の料理」ではない、と言ってるだけに違和感。