レシピがいらない! アフロえみ子の四季の食卓

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  • マガジンハウス
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784838730216

感想・レビュー・書評

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  • 発酵食という日本で定番の文化を垣根低く紹介していく食日記。味付けは個人差があり数値化できない、してもしょうがない、ならば、身をもって確かめていく。うまいと思えばうまいんだし、もうひとつだなと思えば味付けを足せば良い。そもそも正解はひとつではないし果たして誰がジャッジするのか、それが自分なんだと気付けば気は楽になる。ってな具合で思案している間も菌は発酵に勤しんである。ありがとう、こちとら左うちわだよ。

  • しみじみ味わい深くて面白い。
    出てくる料理がしみじみ美味しそう。
    贅沢ってこうゆうことをいうのではないかと思う。
    同時に色々なくても十分なんだなーと思わせてくれる。
    文章も面白くて読みやすい。
    パラオラ読み返したい1冊。
    とりあえずぬか漬け始めてみようかな。

  • はまっている稲垣えみ子さん。稲垣さんの献立については別本を読んでおおよそは知っていたけど、今回のは写真付きなのでよりイメージしやすい。ご本人がおっしゃってる通り、飯・汁・漬物の地味飯だ。玄米だし、そこに乾物とかいろいろ混ぜたりしてるので、まぁ色見は悪い。でも前この人にはまった時は真似して干し野菜作ったり、ぬか漬けも試したりしたなーと思いだした。今回はおから漬けとかおから味噌なるものを知って、やってみようかと思った。つーか、またおから食べよう。あと冷めたご飯をおいしく食べるべく、曲げわっぱが欲しくなったけど、おにぎりでいいやと思い直す。こないだ読んだ年収100万生活の人とは大違いだけど、生きるのにそんなにお金はいらない、ということが分かるのは良いことだと思う。

  • 笑っちゃう!
    確か電気代が安い人!
    いいんじゃないでしょうか?

    自分が実践できるかどうかは別にして
    発酵食品・乾燥・保存方法
    気になります。メモ必須でした(笑)

    毎日のご飯ってこんな感じですよね〜
    かなり豊かな食生活...を垣間見せてもらいました!

    ストーブのお鍋と南部鉄のミニダッチオーブンも琺瑯のぬか漬けの容器も気になるなぁ〜

  • 食生活も考え様‼️

  • 読み終わって、無性にぬか漬けが食べたくなってきた!

  • 毎日、玄米と梅干しに干した野菜や漬物のシンプルな献立。冷蔵庫がないので色々工夫して。ちょっとやってみたいなあと思う事もあり、献立の写真も文章もなかなか面白く楽しく読めます。

  • 冷蔵庫なし、火はカセットコンロな生活で編み出した、干して萎びた大根のおろしが抜群においしいとか、豆腐のピクルス大成功!とかいう地味飯自慢を、「ぎゃー!うまそー!」って悶えながら読む本。‬

  • どうしようもなく漬け物が食べたい。

著者プロフィール

一九六五年、愛知県生まれ。一橋大学社会学部卒。朝日新聞社で大阪本社社会部、週刊朝日編集部などを経て論説委員、編集委員を務め、二〇一六年に五〇歳で退社。以来、都内で夫なし、子なし、冷蔵庫なし、ガス契約なしのフリーランス生活を送る。『魂の退社』『もうレシピ本はいらない』(第五回料理レシピ本大賞料理部門エッセイ賞受賞)、『一人飲みで生きていく』『老後とピアノ』など著書多数。


「2023年 『家事か地獄か』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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