- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784839976392
作品紹介・あらすじ
現場の第一線にたつデータサイエンティストが熱く教える「データ分析」!
データ分析はそもそも、自分たちが抱える問題を解決する意思決定を行うためのものです。そのためには、データの分析だけでなく、解決すべき課題を問題として解像度高くとらえ、仮説を構築し、データを収集し、仮説を証明して結論を出し、意思決定につなげる、という一連のプロセスが必要となります。
本書では、そもそもデータとは何か、データ分析から何がわかるのか、何のためにデータ分析を行うのか、という問い直しから始まり、「仮説構築」と「仮説検証」の段階を中心に、プロセス全般を解説していきます。
これからデータ分析に取り組む人、取り組んでいるがどうもモヤモヤしている人、データ分析の質を上げたい人に役立つ内容となっています。
●構成
第1章 データ分析とは何だろう?
第2章 問いから始まる
第3章 仮説をつくる
第4章 観察と洞察
第5章 証明
第6章 伝わるコミュニケーション
感想・レビュー・書評
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データ分析とは知りたいことをデータから知るための作業。
問題→問い→仮説→データ収集→証明→結論→意思決定
すべては問いの立て方が重要で、因果関係をもとに矛盾ないところまで根本の問題を探して、その答えがわかれば次の行動に移せるかを見極めること。
いい仮説とは、問いに対して明確明瞭なこと、ワクワクするもの、データで裏付けできそうなもの、であること。
75冊目読了。
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初心者向けに噛み砕いて説明されていてあっという間に読み進めることができます。
ある程度経験のある方はそんなに新しい気づきは得られないかもしれませんが、改めて基本を振り返りたい場合はよいかもしれません。 -
データ分析について理解し、分析力を身に付けることができる。
【概要】
●分析、解析
●データ分析のプロセス
●仮説構築と仮説検証
●問い、仮説、観察、洞察、証明
●推論(演繹法、帰納法、アブダクション)
【感想】
●データ分析をどのように実施するかフローに沿って説明されていて理解しやすかった。
●データ分析の手法は、どのような職業にあっても問題解決の手順として知っておく必要があると考える。 -
摂南大学図書館OPACへ⇒
https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50291731 -
ミニコメント
本書は、そもそもデータとは何か、データ分析から何がわかるのか、何のためにデータ分析を行うのか、という問い直しから始まり、「仮説構築」と「仮説検証」の段階を中心に、プロセス全般を解説していきます。
これからデータ分析に取り組む人、取り組んでいるがどうもモヤモヤしている人、データ分析の質を上げたい人に役立つ内容となっています。
桃山学院大学附属図書館電子ブックへのリンク↓
https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000139215
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問い仮説計測解く
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データ分析の手法を解説する本はあるもののデータ分析そのものを詳しく解説する本はあまりなかったのでとても参考になった。とは言え概念的な話が多いので具体的にはどうするかを考えながら読み進める必要はあるなと感じた。
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請求記号 350.1/Ma 81
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データ分析というと、手法などの技術的な側面に注目されがちだが、本質的には、より良い意思決定につながる情報を得る行為がデータ分析だと述べられている。
これは全くその通りで、これからデータ分析に携わる方には、よい教材になるように思う。
具体例が非常に噛み砕かれた内容なため、学生さんにもよい教材になるかと思う。