舞姫(テレプシコーラ) 第2部　5 (MFコミックス ダ・ヴィンチシリーズ)

著者 : 山岸凉子

• メディアファクトリー (2010年12月22日発売)

感想・レビュー・書評

[tokiwatariさんの感想 · 2011年1月3日]

第１部に比べて短いし展開が地味かと思ったが、さすがベテランの描いている漫画だけあって感動の最終巻。

しかし、最後なのに六花の踊りが少ないよ(T_T)
「ひきこもり」の振り付けが斬新なだけに、いろいろ踊ってるのを見せて欲しかった。

六花の振り付け賞、おめでとうを素直に言いたくなる。それが彼女の魅力。
確かに甘ったれで弱気なところもまだまだ残っているけど、厳しいだけの先生では消して開花しないそういう才能の持ち主なんだと思う。
この漫画は昔ながらの根性論だけではなく、様々な指導法が試みられていて、指導者側を描いていることでも興味深く楽しめる漫画だった。
人間を育てることの難しさをつくづく感じさせてくれた。

できればもう少し続けて欲しいというか、学校生活もっと見たかったな。六花の振り付けを踊るローラが見てみたかったのでｗ

[s705さんの感想 · 2010年12月29日]

第二部完結。ゆきちゃんお疲れ様です。

[bumblinさんの感想 · 2010年12月29日]

六花ちゃんの成長に、涙しながら読みました。
バレエのシーンがやっぱり美しいです。
これで完結なんでしょうか？
続きが読みたいです。

[tmk178さんの感想 · 2010年12月28日]

えー！？これで終わり！？

というのが正直な感想でした。
二回読んで、ようやく納得したかな。

何より、作者が書きたくならないと熱の入らないそれを読むのも辛いから。

もともと第２部は物語というよりはローザンヌが主役だった感がありますね。
その紹介が終わっちゃったので仕方ないのかな。

[翡翠さんの感想 · 2010年12月28日]

連載で読んでいた分だけど、やっぱり終わり方に不満。
受賞してそこですっぱり終わり？みたいな。

ローラが何者だったのかとかの伏線も回収していない気がするし。
ほんとに空美＝ローラだったのか…

それに、やっぱりもうちょっと六花のコレオグラファーとしての(もちろんダンサーとしての、もだけど)成長を見たかったな、と。

[ぺるぎんさんの感想 · 2010年12月26日]

帯に第２部ついに完結！とあったので、
ローザンヌ編が第２部という締めくくりで
第３部もその内はじまるのかなと思い読み進めると
p190で作者挨拶があり、
「10年の連載で、今回完結」とな。
その後８ページの番外編。
続き～、この続きが読みたいのよー！！！
第３部があれば★５つだったけど、
ここで終わられるとムキ～ってことで★４つ。

[amaseyuriさんの感想 · 2010年12月26日]

面白かっただけに、もう少し先までかいてほしかったな。

[noutenkiさんの感想 · 2010年12月26日]

完結編
え？これで終わり？
そんな物足りなさを感じつつ
それでも何回も読んではドキドキ
フィクションでありながら
六花ちゃんはあまりにも身近に感じる存在で
まるでほんとうにいる女の子で、今まさにコンクールに臨んでいる
そんな不思議な感覚になってしまいます

何か足りないようでいて
それでいてかなりの重量感がある

できればローラ，チャンの話も短編でもいいから読みたいなと思いまう

[kitarouchanさんの感想 · 2010年12月25日]

六花ちゃん　のバレエ好きだったのに
終わってしまった

空美ちゃんのその後も気になっていたら

ほうほう　そういうことね

これからのことを　いろいろ想像してしまう
山岸先生　続きを描きませんか？？

[かゆさんの感想 · 2010年12月25日]

本巻で完結なんだけど、ちょっと終わりがひどい。確かにコンクール終わって一区切りなんだけど、海外で活躍する六花ちゃんを見たかった。ローラとの今後もきになるし・・・続編を強く希望する巻。決して面白くないわけではないけど、この終わり方はちょっといろいろと気になる点が多すぎるので☆みっつ

著者プロフィール

山岸凉子（やまぎし・りょうこ）
1947年北海道生まれ。69年デビュー後に上京。作品は、東西の神話、バレエ、ホラーなど幅広く、代表作に「アラベスク」「日出処の天子」「テレプシコーラ／舞姫」など。

「2021年 『楠勝平コレクション 山岸凉子と読む』 で使われていた紹介文から引用しています。」