ウィザーズ・ブレイン〈2〉楽園の子供たち

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 389
感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・本 (424ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840220125

作品紹介・あらすじ

ヒマラヤ山脈上空2万メートルに浮かぶ極秘の研究施設-そこは自らの肉体を変化させて戦う特殊な魔法士"龍使い"の実験場だった。フリーの便利屋"魔法士"ヘイズは、施設に潜入し実験データとサンプルを持ち帰るという依頼を受ける。実験体の暴走の可能性を聞かされていたヘイズは、そこに暮らす4人の少年少女の天真爛漫さにとまどいつつも、交流を深めてゆく。しかし彼らには、恐るべき秘密が隠されていた…。滅亡へ向かう近未来を舞台に、物理法則すら操る"魔法士"たちの戦いを描く人気シリーズ第2弾。

感想・レビュー・書評

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  • 指パッチンのキャラといったら炎を出す人よりはこっちだと思う

    竜使い

  • まさか続篇が出るとは思っていなかったWBの新刊が出ていることに驚き、衝動的に買ってしまった2巻。
    内容は1のときよりさらに過酷となっていたことに「この作者マジやべぇ」と、次巻が出たら絶対に買うことを決意した。この頃から信者になったのだと今思う。
    主人公のヘイズが飄々とした性格だったのと、ヒロインのファンメイが底抜けに明るかったため、前半部分の日常パートが終始なごやかにコミカルに進んでいたから油断した。後半に入ってから怒涛の暗転構成にページをめくる手が止まらない。いや、止めたいのだけども止められなかった。悲惨すぎる物語の結末が、いったいどう終着するのかと、ただそれだけが知りたかった。

  • 号泣

    泣いたー
    ボロ泣きした
    ずっと読んでなかったもんね
    だけど、何回か読んで内容も覚えてるのにこんなに泣けるんだ
    すごいな
    物語って

    シャオもメイと一緒に生きたかっただろうな
    ヘイズみたいにあまり思い出が無いのと
    メイみたいにたくさん思い出があるのってどっちが辛いんだろうな
    比較は出来ないけど
    どっちも辛いだろうなぁ

  • 登場人物が全巻とは違いますね。今回は中国系?の人物たちが活躍するよう。難しい専門用語とかいっぱいですね(笑) 出てくるみんなの関係や物語の終盤は目が離せないです。

  • チートっぽい能力を持ってるのにやたらお人好しなヘイズ、人間と同じような人格を持ったハリー、無垢で等身大なファンメイやシャオロン……と、だいぶ好みなキャラが出てきて嬉しかったです。

    前巻よりも切なさはアップしたような。余韻が残る感じです。

    続きも楽しみだ。

  • 主人公最強すぎだろ。その演算能力を利用すれば他にいくらでも戦法が。。。
    とか野暮なこと言っちゃだめだよね。

    1巻でも思ったけど、古き(良き?)ラノベって感じ。背景設定が割と考えられていること。キャラクターを活躍させる法則があること。主人公(というか中心人物)がチート属性。エンドが100%ハッピーではない。

    このあとが気になる終わり方。

  • ウィズ2巻。
    この巻からは発売前からえらく楽しみに待っていて、それこそフライング並みに発売日に買っています(笑)

    1巻と舞台が変わり、上空の島に隔離された龍使いの話。
    錬、フィア+祐一に続いてシャオ、メイ+ヘイズもめちゃくちゃ好きです。

    シャオの結末は信じられなかった記憶があります。

    これを読んでから頻繁に指パッチンをするようになりました(笑)

  • 一巻とは同じ世界だけど、忘れられた実験場で訓練を繰り返していく少年少女。そこに現れた空賊は彼ら[龍使い]を救おうと奔走する。

  • シリーズ2作目。
    ヒマラヤ山脈2万メートル浮かぶ極秘研究施設が舞台。
    フリーの便利屋ヘイズは、その施設から実験サンプルとデータを持ち帰るという依頼を受ける。
    そこには『龍使い』と呼ばれる魔法士の4人の少年少女がいた。
    彼らと交流を深めていくヘイズだが――――

    ヘイズ初登場v
    1巻も好きでしたが、こっちの方がより好きです。
    龍使いたちの隠された秘密がとっても悲しいですが・・・
    「生きて、突っ走って、這いつくばって、笑え」というヘイズの親父の遺言が心に残ります。
    ラストでは、これからファンメイを応援したくなります。

  • 実は一巻目よりこっちのが好み。

    いわゆる箱庭、と申しましょうか。
    世界がどんな(とんでもない)ことになっているのかまったく知りもしないで、日常を送る少年少女。
    その非常に微妙なバランスで生活が成り立ってる感じや、それがガラーっと崩れていくのが中々好きなのです。

    また、この巻の主人公、ヘイズがいいヤツだったのも好印象の理由でしょうか。
    あまりにもお人よしです。普通はこういうキャラ苦手なのに、こいつの親切は全然イヤミ、というかわざとらしい感じを受けなくてよかったです。

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著者プロフィール

第7回電撃ゲーム小説大賞<銀賞>受賞。受賞作の『ウィザーズ・ブレイン』が人気シリーズに。

「2023年 『ウィザーズ・ブレインIX 破滅の星〈下〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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