トリックスターズ (電撃文庫 く 6-1)

著者 :
  • メディアワークス
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感想 : 51
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  • Amazon.co.jp ・本 (440ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840230643

感想・レビュー・書評

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  • 魔学に関する設定についてはよくできてると思う。なにごとも万能ではないよね。事件のトリックについては推理で解けるらしい。途中から推理とか考えてなかったけど。もう一つのトリックについては今後の展開に期待する、と言っておこうかな…。

  • かなり戯言風味。

  • はじめて買った小説。
    題名と絵を見た瞬間、ビビッ!!と来ました!!
    ミステリアスで面白いです!!

  • 人間に限ったことではありませんが、物事には限界があります。例えばどんなに力のある人でも東京タワーを持ち上げることはできないし、どんなに足が速くとも100mを1秒では走れません。だけどその限界の枠をほんの少しだけ広げることができたら...。
    この小説は学園ミステリーとファンタジーの混ざった物語。普通、ファンタジーというと、魔法やら何やらで現実的には荒唐無稽な力が跋扈してとてもじゃないけどミステリーには向かないような気がします。
    しかしこの作品では「魔術」というものは数ある学問の中の一つで、その力には限界があり、できることは非常に限られています。ただ、人間や現代技術の持つ「限界の枠」を少しだけ広げられる...。そんな中で起こる不思議でありつつ、非常に合理的に進む物語です。いたる所に張り巡らされた様々なトリックにはかなり驚かされます。

  • 電撃にミステリーは珍しいというのと、帯が気になったので買いました。
    トリックに多少難というか……無理やりな点はありますが、全体的な流れやストーリー。
    キャラクターなどはすごく好き。
    ただ、先生が「人を殺したければ殺せばいい」的な発言をしているので、そういうキャラが嫌いな人は好かないかもです(私は好きですが)
    読者を裏切るテクは中々のもので、魔術との融合も面白いし、新人ですが、ミステリーにある程度なれればこれは売れる作家になると思います。
    とにかく今後に期待。

  • いろいろとおかしいところがあったので評価は低め。でも、おもしろかったところも確かにあった。

  • 最近の電撃にしてはなかなか面白かった作品。 密室云々に関しては状況が地味というか密室の完成度合いが低い準密室だったためトリックが生きてなかった気がしますが、もう一つの大きなトリックは手際が良かったですな。 ただ魔術師先生の作中でのポジションは微妙だと思いますが・・。

  • 魔術師が出てくるミステリ。
    とはいえトリックには魔術は使われていないので推理はできる。
    ミステリと魔術という組み合わせは過去にもいくつかあったが、その中でもきちんとミステリしてる良作。
    7つ目の謎はわからなかった・・・

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著者プロフィール

島根県生まれ。電撃文庫より『トリックスターズ』でデビュー。『星読島に星は流れた』は『2016本格ミステリ・ベスト10』にランクインするなど高い評価を得る。現在注目される若手ミステリ作家のひとり。他の作品に『推理作家(僕)が探偵と暮らすわけ』『怪盗の後継者』など。

「2021年 『異常心理犯罪捜査官・氷膳莉花 嗜虐の拷問官』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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