最速の仕事術はプログラマーが知っている

著者 :
  • クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
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感想 : 51
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784844374220

感想・レビュー・書評

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  • プログラマー視点での仕事術が書かれている。

    Don't. Repeat. Yourself

    pcの辞書登録機能や、マクロを用いて、同じ繰り返しの作業に時間を奪われないようにしないと、、と改めて思った(最近、サボり気味)。

    また、

    好かれるリーダーよりやりきるリーダーになれ、という言葉は印象的。仕事を完遂できる人間がリーダーであるべきで、好かれているだけの人がリーダーになるべきではない。 結果が求められている中では、「リーダーに従う側の視点」ではなく、「リーダーを任命する側の視点」で考える。

  • 仕事術を学ぶ上の一冊としてはこういうタイプもあってもいいかなという良書。同時にプログラマーが自分の思考フレームをビジネスに当てはめる本としても良いかも

  • 清水亮『最速の仕事術はプログラマーが知っている』(クロスメディア・パブリッシ
    ング、2015)を読む。

    電通大からドワンゴ社を経て独立した著者によるプログラマ的発想法。

    めんどくさがりを美徳とする効率化の権化、プログラマ魂あふれる仕事ぶりが見事。

    様式美と儀式にこだわるお役人さまに大いに反省を求めるものです。


    ここ数年でプログラマの地位があがったためか、一般ビジネス向けの本が増えた印象がありますが、ここにある合理的発想法はまさに時代に即したものと言えます。

    矛盾をはらんだプログラムを書けばシステムは停止する、という経験があれば、部下にむちゃぶりもできなくなるってもんです。

    日常生活の合理化、なまけるために考える姿勢、シンプル化。万物の最適化。合理的人間の生きざま、思想が満ちています。

    【本文より】

    ○日々の生活や仕事の中にもたくさんのループがあり、ループのあるところには最適化の余地があるのではないかと常に問い続けるのがプログラマーの習性なのだ。

    ○髪を乾かすのが面倒なら、思い切って髪を短く切ればそのぶん早く乾く。/[中略]こんなふうに、ループの外にどんどん出していくと、以下のようにライフスタイルが最適化される。/朝起きる、歯を磨く顔を洗う、朝ごはんを食べる、メイクする、服を着る、仕事する、夕飯を食べる、風呂に入る、髪を乾かす、歯を磨く、寝る。


    ○戦術的なミスはいくら叱責しても決してなくすことはできない。それは人間の特性によるものなのだ。/叱責されて直るとしたらもはや人間ではないのである。

    ○同じ決断を二度するな。/最初の決断に十分時間をかけて確固たる決断を下せば、
    同じ問題を二度考えずに済む。(ビル・ゲイツ『THE IMPATIENT OPTIMIST』)

    ○リーダーは「働いたら負け」

    ○リーダーの主要な役割は、チームビルディング、ディレクション、そしてトラブルシューティングである。/このうち、トラブルシューティングが業務の大半を占める。/トラブルシューティングを行うためには、忙しくてはいけない。

    ○優れたリーダーは一時の尊敬を集めることに執着しない。/結果を出すことだけが
    彼の能力を保証する唯一の方法だと知っているからだ。

  • プログラマの効率化とライフハックを関連付けている.
    役に立ちそうな話題が多い.
    最後の2章分はあまり役にたたない.
    しかし,再読する予定.

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著者プロフィール

日本学術振興会特別研究員

「2022年 『「予科練」戦友会の社会学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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