あなたの話が伝わらないのは、論理的思考が欠けているからだ

著者 :
  • クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784844374275

感想・レビュー・書評

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  • 相手に納得してもらうために、日頃やってしまいがちな言い回しの失敗例を取り上げ、その問題点と、どのようにすれば論理的な説明になるのかが説明される。
    伝えるための論理が整理されているというよりも、ありがちな言い回しの中から失敗のパターンが個別に述べられているため、タイトルに反して論理的な説明がなされているようには思えず、もっと整理した方が分かりやすいのではと感じた。残念ながら、もう一つ伝わってこなかった。
    15-222

  • 文章を書く際、人と話をする際に陥りがちな論理思考の欠如を防ぐ方法を、例文を使って解説した本。章ごとにテーマと気を付けるべきポイントが簡潔に記されているところが良い。一回読んだだけでは、そのすべてを覚えて実践することは難しいので、手元に置いて文章を書くときとかにこまめに見返す必要ありと感じた。

  • 読んだだけでは確かに入ってこない。でも、それはそれだけすぐに身につくものではないということで。
    ロジカルが、どういうことかってよく自分のなかでは分からなかったのですよね。でも読んでなんとなく、論理的な説明。提示、理由、例示の流れが分かりやすかった。一朝一夕じゃ無理。だから繰り返して読みたい本だと思いました。

  • Twitterでよく見かけるダメな論法が多く記載されていた。もはや全てのダメな事例をツイートから引用して欲しかった。

  • 「論理的思考」を解説するのに例文の説明を挟む記述がいくつかあり、あんまり頭に入ってこず。適例と悪例がどう違うのか、どのように変えているのかをもっと視覚的に分かりやすくデザインしてほしかったというのが正直な感想。あと悪例として自殺した中学生の遺書を持ち出すのはあまりにもナンセンスだろと思った。

  • タイトルがすでに批判的であり、大変ネガティブな本です。例文に品がないのと、その例文を批判、修正する形で書かれているので読んでいて疲れてしまう。
    これを説明するならばこういう戦略で、ということを期待して読みましたが、ケーススタディに終止している印象で読むのをやめました。

  • 個別には面白いことも書いてあるが、全体としてみると驚くほど内容が頭に残らない。論点に関する体系的な整理が必要だったのだと思う。

  • 20160403読了。
    good、badに分け、多くの例を挙げて論理的な話し方を説明している。しかしながら、各レッスンとサブタイトルと内容が合致していない例も多いように感じた。また、所々に誤字が目立った。

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著者プロフィール

吉岡 友治(よしおか・ゆうじ):1954年宮城県仙台市生まれ。東京大学文学部社会学科卒、シカゴ大学人文学科修士課程修了、比較文学・演劇理論専攻。代々木ゼミナール講師を経て、現在、インターネット講座「VOCABOW 小論術」校長。ロースクール・MBA志望者などを対象に文章、論理の指導を行うほか、企業でもライティング指導を行っている。著書に『東大入試に学ぶロジカルライティング』(ちくま新書)、『だまされない〈議論力〉』(講談社現代新書)、『いい文章には型がある』(PHP新書)、『その言葉だと何も言っていないのと同じです!』(日本実業出版社)『「眼力」をつける読書術』(東洋経済新報社)など多数。著者HPhttp://www.vocabow.com/

「2021年 『ヴィジュアルを読みとく技術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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