ヤセたければ、腸内「デブ菌」を減らしなさい! - 2週間で腸が変わる最強ダイエットフード10 - (ワニブックスPLUS新書)

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  • ワニブックス
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  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784847061073

作品紹介・あらすじ

あまり食べないのに太っている人がいたり、よく食べるのにやせている人がいたり…、不思議に思っていませんでしたか?これは腸内細菌によって起きる現象なのです。脂肪を取り込む働きをする、いわば腸内「デブ菌」が多くなると、太りやすくなるのです。一方、腸内「ヤセ菌」が優勢になれば、自然と太りにくくなります。要は、腸内デブ菌を減らし、腸内ヤセ菌を増やす食生活、生活習慣を心がければ無理なくやせることになり、さらに健康にもなるのです。著者は40代で肥満、糖尿病を患ったにもかかわらず、腸内デブ菌を減らす食生活を心がけて、血糖値を下げ、体重を落とし、70代の今も健康を維持しています。さあ、リバウンドなしのこのダイエットを始めて、健康的に体重を落としましょう。

感想・レビュー・書評

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  • これは良書。
    著者(医師)がおすすめする食材とその調理法について、科学的な根拠などとともに解説。
    ぜんぶとっても身近で簡単に手にはいる食品で、もう今日にでも始められちゃうのが良い。しかも説得力あり。

    さっそくキャベツと蜂蜜ともち麦買ってきた。(玉ねぎと酢、オリーブオイルとニンニクは常備してあるので)
    えーと、あとはハナビラタケと梅干とチアシードはネットでゲットします!

    ちょうどビル・ゲイツ氏が腸内細菌の最新研究について書いたGATES NOTESを読んで、おおお、腸内細菌ってすごいんだなぁ、と思っていたところだったので、とってもタイムリーだった。
    (「GATES NOTES」はビル・ゲイツさんのLinkedInのニュースレターページ。正確には、アフリカ諸国の幼児の栄養失調の問題と腸内細菌の関係について書いておられました。けっこう感動するので、ぜひ多くの人に読んでほしい。ネットで無料で読めます。↓
    https://www.gatesnotes.com/The-Year-Ahead-2024
    ちょっと長いんですが、後半の「A long-awaited malnutrition breakthrough is almost here.」以降に、幼児の栄養失調は、単に不足している栄養を与えれば解決するというような簡単な問題ではない、という最新研究について書かれています)

    この本のおすすめメニューを今日からさっそく取り入れて、この醜いおなかポッコリをぜひとも解消するのだ~!
    面倒くさがりな私がいつになくやる気まんまんよ! 頑張ります!

  • 最近、腸内細菌の一種である”デブ菌”というのをよく聞くが、その役目や腸内での増やし方、そして効果的な食事方法について詳しく説明してある。

    よくある食事療法のたぐいではなく、医学的・栄養学的にきっちり根拠を説明してあるので、ただ単に”酢キャベツ”や”酢タマネギ”が良い、というよりはるかに説得力がある。

    かなり詳しく説明も入っているので、参考になる事が多かった。腸内細菌は単にダイエットなどだけでなく、健康な生活を送る上でも重要な器官として、今後は”脳”と同じレベルで扱われて行くのだろう。

  • 腸内環境を整えて、善玉菌ややせ菌を増やすことが必要不可欠で、善玉菌たちが好む食材を意識して日頃から摂るようにする必要があるのだと感じた。
    できるだけ身体に悪いものは食べないように意識していけたらと思える内容だった。

  • カイチュウ博士・藤田紘一郎による、文字通り、腸内環境を整えることをうたった一冊。

    内容は毎度おなじみのものだったが、参考にはなった。

  • 痩せるためには腸内細菌をよくする必要があり、そのためには10種類の食品を食べると良いというのをわかりやすく解説している本。10種類の全てを取り入れると言うよりは、どれか1つでも良いので生活に取り入れるだけでかなり改善するのでは?と思ったりもしました。とても具体的で参考になりました。
    まずは梅干しを食べたり、酢キャベツを作って食べてみようと思いました。

  • 210410

  • 酢玉葱、酢キャベツの効能を紹介。

  • 酢タマネギ、酢キャベツ、チアシード、もち麦、きのこ、ガーリックオイル、オリーブオイル。

  • テレビで話題の、酢キャベツを推奨したお医者様の著書。毎日毎食酢キャベツ…二週間で終わりならいいですが、何か月もそれが続けられるとは私にはとても思えません。それで原理を知ろうと思ってこの本を読みました。この本を読んで良かったのは、酢キャベツだけを推奨しているのではないこと。「2週間で腸が変わる最強ダイエットフード10 」の副題通り、酢キャベツだけでなく、ホエイ、酢玉ねぎ、チアシード、冷凍きのこ、もち麦、焼き梅干し等、簡単に実践できて以前から知っているものがたくさんあります。それぞれの食べ物のどんな要素がどのように体に影響を与え、どんな病気予防になるかも書いてあって、わかりやすかったです。最初は先生も酢キャベツでなく食前キャベツ(糖質制限もしていたそうですが)だったことが嬉しい。もちろん酢キャベツが最強ですが、お酢は胃に刺激が強く少し辛かったため気が楽になりました。ひとつの病気のために一種類のものを続けるのは大変ですが、健康のための10種類ということならば、常備菜として上手く取り入れることができそうです。この類の本にしてはとても実用的だと思います。何種類か常備して続けてみたいです。

  • 善玉菌はアクチノバクテリア門、
    悪玉菌はプロデオバクテリア門、
    フィルミクテス門(デブ菌)とバクテロイデス門(ヤセ菌)は日和見菌。

    デブ菌の餌は脂肪や糖質の多い食事、ヤセ菌の餌は高食物繊維低脂肪食。

    ヨーグルトの上澄み液=ホエイが最良のドリンク。ヨーグルトを一晩ペーパーフィルターで濾す。
    オリゴ糖は乳酸菌やビフィブス菌の好物。
    2週間飲み続ければ、切り替わる。
    食前にホエイを飲むとブドウ糖の吸収を抑える。

    食前キャベツを100g味噌で食べる。
    酢キャベツを毎日食べる=キャベツ半分、酢200ml、塩小さじ2杯。半日すれば食べごろになる。
    野菜炒め、豚汁や味噌汁に入れる、ツナ缶と合わせる、
    豆腐や納豆に乗せる。柚子胡椒やごま油を加えて。

    酢玉ねぎ=玉ねぎ、酢150ml、ハチミツ大さじ2杯。
    刺し身とオリーブオイルでカルパッチョができる。

    発酵食品を食べる=プロバイオティクス、
    善玉菌の餌=オリゴ糖を送る=プレバイオティクス。
    合わせてシンバイオティクス。

    短鎖脂肪酸はやせ体質になる万能成分。

    酢は合成酢を避けて醸造酢を使う。米酢、米黒酢、大麦黒酢、リンゴ酢、ぶどう酢(ワインビネガー)、

    「失われてゆく我々の内なる細菌」

    食物繊維はキノコで補う=水溶性と不溶性が両方ある。
    冷凍キノコを毎日少しずつ食べる=味噌汁、煮物、鍋、野菜炒めなど。醤油で炒める、大根おろしと合わせる。解凍して冷蔵キノコにしてそのまま食べる。

    キノコヨーグルト=冷蔵キノコとヨーグルト。朝に食べる。
    夜食は、キノコと玉ねぎの味噌汁。

    ハナビラタケ=幻のきのこ。

    放射線が活性酸素を生む=もらい泣き現象=アポトーシスを起こす。ハナビラタケに豊富なベータグルカンが効く。白色のものを選ぶ。
    病気老化の9割は活性酸素が起こす。

    もち麦をご飯に混ぜて炊く。
    うるち性の麦が押し麦、もち性の麦がもち麦。
    茹でもち麦=茹でて、流水で洗う。
    ネバネバなものと茹でもち麦=オクラ納豆めかぶ長芋モロヘイヤなど。サラダに入れる。

    味噌を自家製で作る。菌が生きているムソ。天然醸造。パッケージに穴が空いているモノ。空気弁がついていない味噌は加熱処理してある。
    酒精、アルコール、エタノールを使ったものはだめ。だし入り味噌はだめ。保存料を使ったものはだめ。

    オメガ3とオメガ6はシーソーの関係にある。
    チアシードと水があれば足りる。

    トランス脂肪酸はプラスチック化したオイル。分解できない。
    加熱調理にはガーリックオイルがおすすめ=にんにくをオリーブオイルにつける。
    にんにくはデザイナーズフーズピラミッドの頂点に立つ食材。黒にんにくを食べる。

    梅干しのダイエット効果はバニリンにある。焼き梅干しにする。

    ピロリ菌は日和見菌。逆流性食道炎になりにくい。
    梅干しを毎日1~3個食べる。

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著者プロフィール

東京医科歯科大学名誉教授 ・ 人間総合科学大学

「2010年 『未来コンパス 13歳からの大学授業』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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