帰ってきちゃった発作的座談会

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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860110918

感想・レビュー・書評

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  • 発作的座談会ファイナル。
    やっぱり、目黒考二、木村晋介、沢野ひとし、椎名誠の4人が集まる座談会はオモシロイ!てんでバラバラ好き勝手トークが今回も炸裂。

  • 相変わらずの座談会で、嬉しいの一言でした。他の人から見たらくだらないと思う事を、大の大人が(それも4人で)真剣に語っている姿は笑ってしまいますが、ちょっと羨ましくもあります。「もう一度帰ってきちゃった・・・」と、また座談会をやって欲しいのです。

  • 座談会の主のひとり、目黒氏によると、この「発作的座談会」も今回のファイナルだと。それが本当なら実に惜しいといふか残念といふか……。一つのテーマをひとはどこまで果てしなく語り継いでゆけるか、そんな、いはば創造的なドタバタバナシの展開が大好きなファンとしては、このシリーズはまさに柔軟脳養成の「お勉強本」であつた。

  • これなんて言うのかな。新しい本にはさんであるやつ。「短冊」いや「スリップ」かな、いやちがった「売り上げカード」ってちゃんと書いてあった。それ、それにはこう書いてある「椎名誠ほか著 帰ってきちゃった発作的座談会」こんなんぢゃ、他の3人怒るよ。いや、わしだったら怒るな。「ほか」ってなんだよ!ほかってプンプン! でしょ。もうひとつ興味深いことが書いてある。「発行所 本の雑誌社(買い切りですのでご注意ください)」買い切り!だって。他の(大手出版社の)本みたく、うれなきゃ返本して、はいだいじぶね、って訳にはいかないのね。本屋さんは本気で売るしかないんだ。本屋が本気って・・・、イヤすまぬ。この発作的座談会シリーズは、のっけの巻からづっと下段には解説が書いてある。本文だけ読んでも判らないことがあまりにも多いので付いているのだけれど、これがまたおもしろいのだ。そしてみんなのナゾはこの解説はいったい誰が書いたか、ということ。わたしは目黒さんだとおもう。いやいやわたしは浜本さんでねーかと思うよ。いやいやもしかすると群ようこさんだったりして(そりゃ、ねーか)まぁ、おもしろいから誰でもいいんだけどね。だれか真実を知ってる人は名乗り出てください。それとサーノ画伯のイラストは本文とキッチリ連動していることもちょっと謎。これだと、どのお話を載せるかが決まってから、サーノ画伯がイラストを付けている。え?なにが謎かって。いや、そんなてーねーな仕事をしているとも思えないんだけど。 ああ、そうだ文春の赤マントのイラストもいつも本文と合ってるな。あっちは週刊だからもっと大変なのにいつも合ってる。失礼しました。すまぬ。そういえば、4人のサインだけど、サーノ画伯はイラストも描いてくれてる。わしのは、ワイングラス(のよーなもの)を上から見つめているイラスト。ちょっとこわい。あっ、それといつもは漢字で書いてくれるシーナ兄ぃのサインが、なぜかひらがななのだ。しいなまこと ってなんだか漢字にくらべると簡単で安っぽいな。でも、これはひょっとすると、結構めづらしいサインかもしれんので大事にするんだよぅぉ。

著者プロフィール

1944年生まれ。作家。1988年「犬の系譜」で吉川英治文学新人賞、1990年「アド・バード」で日本SF大賞を受賞。著書に「ごんごんと風にころがる雲をみた。」「新宿遊牧民」「屋上の黄色いテント」「わしらは怪しい雑魚釣り隊」シリーズ、「そらをみてますないてます」「国境越え」など多数。また写真集に「ONCE UPON A TIME」、映画監督作品に「白い馬」などがある。

「2012年 『水の上で火が踊る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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