【図解】ピケティ入門 たった21枚の図で『21世紀の資本』は読める!

著者 :
  • あさ出版
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感想 : 58
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860637408

感想・レビュー・書評

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  • 図書館で借りた。確かに金持ちは得だもんな

  • 2016年5月14日読了

  • わかりやす

  • the 21 pictures of capital in the 21 century. Thomas Piketty, he is economist, born in the french. he broke the economic nobelist, Simon Smith Kuznets. from republic to civilization. always , r(riches) > g(general person).

  • なんとなく分かったような気がしたが、たぶん絶対に分かっていない。

  • 経済学の用語がよく分からないので、この本で解説している内容もピンとこなかった。まずは、経済学の基礎を身に付けないと。

  • わかったような気になる危険な本・・・。
    もう1回読んでみよう。

  • 図表に焦点を絞って解説する手法は的を射ており、分かりやすく面白かった。ただ文章でもわざわざ「ここは何%でこの年には何%も上がっている…」などと図表に書いてあることと同じことを述べている場面が多く感じ(それは分かりやすく解説するためには必要かもしれないけど)、行間の広さ・文字の大きさも相まって内容が薄かったような気がしてしまう。
    ピケティが提示したデータ、それに基づく結論、そこに至るまでの努力は凄いと思うが、日本に対しての累進課税の勧めにはあまり同意できなかった。

  • ピケティの『21世紀の資本』を買うのはちょっとね・・・と思っていたら、ちょうどこの本を見つけたので読んでみた。

    すごくざっくり説明すると、
    ・労働所得と資本所得では、資本所得の方が効率が良い
    ・金持ちはもっと金持ちになるし、貧乏人は貧乏なまま
    ・ますます格差は広がっていくので、金持ちに課税しろ
    という三段論法で終わる話だと思うのだ。

    もちろん、ざっくりし過ぎだし一部飛躍しているところも認めるけど、この理解で問題ないだろう。

    本書では、『21世紀の資本』の凄いところは、これを集められるだけのデータを集めて正確に示した所、だと言っている。確かにそうなのかもしれない。格差が広がっている、とは誰もが口にするけど、本当にそうなのか、どこでそうなのか、なぜそうなのか、というところを明らかにしているわけだし、そこは大きな価値がある。

    では本書の価値は?ピケティが取り扱った情報は、莫大な量になっている。それを更に要約して、誰でもが簡単に(さわりの部分を)理解できるようにした、という点で、大きな価値があるだろう。さわりだけでも知っておくことは重要だから。

    ピケティの結論に対する意見は、ここでは差し控えよう。それが本論ではないし。ただ、僕は高額所得者、資本家への大きな課税は反対派である。そこは消費税を活用すべきではないかと。

    それはさておき。

    上記した通り、本書は重要と思える部分だけを抜き出して、それを伝えることでピケティの言説、論文のアウトラインを理解しやすくしている。でも、あくまでアウトライン、概説だけでしかない。そこを履き違えないようにリードするべきと思うが、その点は少々物足りない。「これを読めば十分」という言い方のみが強調されているように感じる。そうじゃないでしょ、と。居酒屋の与太話や社内での無意味な世間話レベルであれば、本書で十分。ただしちゃんと『21世紀の資本』を理解しようとするなら、当然ながら本物を読み込むしかない。その点をもう少し伝えておくべきだったんじゃないかな、と思う。

    とは言え、まとめた内容自体は分かりやすいし、解説も納得しやすいものだった。多くの人は専門的に話をする必要がないので、本書を読めばそれこそ十分、ということになるだろう。

    ピケティの意見をざっくりとでも知っておきたい、という人にはちょうど良い内容だと思います。そういう意味でも、僕には最適な内容だったと思う。

  • ピケティの「21世紀の資本」をわかり易く丁寧に21枚のグラフを用いて解説した本です。とてもわかり易く為になりました。巻末には、ピケティの主張するところをまとめてあり、とても親切な一冊です。

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著者プロフィール

1955年東京都生まれ。数量政策学者。嘉悦大学大学院ビジネス創造研究科教授、株式会社政策工房代表取締役会長。東京大学理学部数学科・経済学部経済学科卒業。博士(政策研究)。1980年に大蔵省(現・財務省)入省。大蔵省理財局資金企画室長、プリンストン大学客員研究員、内閣府参事官(経済財政諮問会議特命室)、内閣参事官(首相官邸)などを歴任。小泉内閣・第1次安倍内閣ではブレーンとして活躍。2008年に退官。菅義偉内閣では内閣官房参与を務めた。『さらば財務省!』(講談社)で第17回山本七平賞を受賞。著書はほかに、『正しい「未来予測」のための武器になる数学アタマのつくり方』(マガジンハウス)、『高橋洋一式「デジタル仕事術」』(かや書房)、『国民のための経済と財政の基礎知識』(扶桑社)、『理系思考入門』(PHP研究所)、『国民はこうして騙される』『プーチンショック後の世界と日本』(徳間書店)など多数。YouTube「高橋洋一チャンネル」でも発信中。

「2023年 『日本の常識は、世界の非常識! これで景気回復、安全保障は取り戻せるのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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