覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰 (Sanctuary books)

制作 : 池田貴将 
  • サンクチュアリ出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861139925

感想・レビュー・書評

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  • ▼感想
    ・知識を得ることに比重を置いていた自分において、本書籍から強烈なパンチを喰らいました。志・行動を見つめなせた良い機会になりました。


    ▼メモ
    ・良く行動する人は、知識は最低限でいいと考えている。なぜなら実際に動く前に、わかることなんてほとんどないと知っているからである。だからよく失敗する。だがそれで「順調」だと思っている。

    ・物事には本質と枝葉がある。枝葉が「知識」なら、本質は「どう生きたいのか」という志である。志を立てるための源は負けん気にある。素晴らしいものとであったとき、「自分も同じ人間だ。負けてなるものか」と発奮することができるかどうか。

    ・使える部下がいないという勘違い:リーダーは忘れてはならない、才能のある部下がいないのではなく、部下の才能を引き出せる人物が、まだこの場にいないだけだということを。

  • 【最後までつらぬけるか!】
    人を教えることは最もむずかしい行為と思います。

    逆説的になりますが、吉田松陰は早く命を落としたため、教え子があそこまで大きな志を持てたのだと思います。

    「自分対して正直に生きる」そのことを貫き通した人です。うまく器用にすり抜けることもできたはずです。しかし、そのようなことはしなかった。
    そのため命を早く落とすことになりますが、本人に悔いはないでしょう。

    この松陰の姿を教え子は見ています。この姿勢を目の当たりにしているため、大きく成長しました。

    わたし自身、吉田松陰はすごい人であるということだけは知っていますが、実はそれ以外全く知りません。
    松陰に関する書籍を読んでみます。

  • 時代の全ての異端児たちへ

    このフレーズがめちゃくちゃ気持ちがいい!
    今自分がやってることが正しいことかなんて分からないと思うけど、
    誰かがやらないなら自分がやるしかないっていう気持ちになりますよね。

    吉田松陰も鎖国の状況下で海外に飲まれないために勝つためには海外がやってることを受け入れることが一番いいんじゃないの?

    ってことでその考え方が違法な中でどんどん動き続けてたんです。

    今の時代、自分の志を通したからって殺されることはありません。
    最悪村八分になるくらいですよね。

    だけどどこかに絶対に賛同してくれる人はいるし協力してくれる人はいます。
    それを信じて楽しみながら突き進んでる人ってすごいです!

    とことん異端児になってしまいましょ〜

  • 何度も読み返すに値すると思った本です。
    行動を以て信念を貫こうとする松蔭先生の人生における格言ひとつひとつが心に響きました。
    組織を牽引するリーダーはどんな態度でどんな行いをすべきかという現代にも通ずる教えがありました。

  • 先日、那須川天心選手、武尊選手の試合を含めた、
    THE MATCH2022という格闘技の試合を観ました。
    PPVを思わず購入です。苦笑

    その中で、YA-MAN選手という方がいまして。
    1RでTKO勝ちするんですが、
    そのあとのマイクパフォーマンスで。

    「那須川天心って神童じゃないですか。
     武尊選手も天才じゃないですか。
     でもYA-MANって特に何も持ってないと思うんですよ。
     凡人が格闘技最高峰の舞台に立てるってことを、
     俺とアッシー(対戦相手)が証明したと思う。
     見ている方々で、俺って才能無いなとか凡人だよと
     思っている人もいると思うけど、俺も凡人なんで。
     YA-MANならみんななれそうな気がするでしょ。
     なりたくないかもしれないけど。
     努力すればここまでこれるんで、
     皆さん頑張ってください。」

    とても印象的で忘れられず。
    そこから興味を持ち、
    YA-MANのYouTubeを見たんです。

    自宅公開の中で、本を紹介していて、
    カーネギーとか嫌われる勇気とか紹介している中で、
    本書も紹介していました。
    そこで興味を持って、Amazonで購入しました。

    在庫切れ→復活→急いで購入したら、
    これは中古では…というボロボロの本が届きました。笑
    しかも装丁が黒ではなく、なぜか金。苦笑
    本を読む前にガーンとなりましたが。苦笑
    だって1500円以上出して…泣

    この本が、最初の原点的なことをYA-MANが言っていたので、心してページを開きました。

    最近読んていた本は、普通に文章だったので、
    ページをめくって驚いたのは、
    1ページに数行の格言が記載されていたこと。
    これは確かに、20代だったら直撃で刺さるかもです。
    (YA-MANは25歳。私は36歳。笑)

    たくさん良いこと書いてあるんですが、
    吉田松陰先生のことを詳しく知らないため、
    これはいつどんな場面で言ったんだろう?という背景が
    わからないのでズドーンと胸に落ち着かないのです。

    チームとか上司という言葉が登場することに違和感を感じましたが、表紙にある通り「これは超訳!!」と思いながらページを進めました。

    黒船来航、激動の時代に短い生涯だった松陰先生は、
    どんなことを思って、どんなことを考えて、
    この超訳に至ったのか、とても気になります。
    歴史を調べて学ぶほどの興味は今のところないので、
    誰か教えてください。苦笑

    でも、良い言葉がたくさんです。
    ・誰にでもある時期
     なにもする気がない。
     たまには、そんなときもあるでしょう。
     でもそれは後から振り返れば、せいぜい一時的なことじゃないですか。
     これからずっと成長していく物語の、たった一部ですよ。
     なんでいちいち焦ったり、傷ついたりする必要がありますか。

    ・感情が人生
     照れないこと。冷めた態度を取らないこと。
     もっと自分の感情に素直になりましょう。
     不幸を聞けば泣けばいいし、
     美しい景色を見れば、また泣けばいいのです。
     感情は表現すればするほど、受け取る力が強くなります。
     ありったけの心を動かして、人生を楽しもうじゃありませんか。

    ・隠しきれるものじゃない
     評価する人が誰もいないところで、
     どれだけ人の悪口を言わずにいられるか。
     善行を重ねられるか。
     正々堂々と戦えるか。一生懸命に働けるか。
     それらの行いがすべて「人間性」として現れます。

    かなりの数の格言がおさめられていますので、
    上記が気になったらぜひ手に取ってみてください!
    装丁が黒か金かおしえてください。苦笑

  • 何回も読み直しがしやすい本。
    大事だなーと思うことと、まだ響かないことと
    それぞれあってそれもまた面白い。

  • 法を破ったら罪を償えますが、自分の美学を破ってしまったら、一体誰に向かって償えますか。

    今までの常識を無視しようとする人。
    周囲から止められても、なかなか諦めようとしない人。
    それ以外は全員並の人です。

    自分の信念を貫こうとすれば、どうしても「極端だ」と言われてしまうものです。
    でも周りから「極端だ」と言われるくらいじゃなければ、この濁った世の中に新しいものなんて生み出せないでしょう。

  • ・覚悟の磨き方
    吉田松陰かっこいい。
    成功する人は、知識が最低限レベルでしかなくても走り出す。
    何かしら動く→失敗する→学ぶ→次に活かす→成功する
    何かしら動く→成功する
    この2本しかないからとにかく動く。

    「全ての問題の根本は自分の中にある」
    この言葉は中々響いた。

    「好かれたい/嫌われたくない」ではなくて、その人に全力で「尽くす」

    自分は何千年も先にまで影響を与える仕事をしているのだ。という誇り。
    このモチベーションでやっていたら、ほんの些細な出来事も小さく感じる。

    物事には、本質と枝葉がある。
    本質とは、自分がどう生きたいかの核となる部分
    枝葉とは、それ以外。
    本質無くして、枝葉をいくらつけても何の武器にもならない。

  • 吉田松陰の考え方すごいなと思った。
    改めて読んだら違った感じ方するかもやから、また再読してみようと思う!

  • みんなの図書館サンカク沼津でお借りした吉田松陰先生の言葉について書かれた本を読みました。またどきっとする言葉に出会いました「何のために生きていきているか、心に決めた目標のない人間はもやは人間とは呼びません」。うまくいかないのは、ちゃんと自分と向き合えていないからだと痛感しました。素敵な本を貸してくださりありがとうございました。



    <読書メモ> ★こころにとまった言葉。 ⇒所感。

    吉田松陰:
    ・1人でいれば、読書をして、自分と向かい合う。
    ・仲間おいれば、議論をぶつけて、志を語り合う。
    ・自分お生き方だけが、自分を救ってくれる。
    ・教えることは出来ないが、一緒に学びましょう。

    ★やろうと思った時に、何かきっかけとなる行動を起こす。
     それができない人は、いつになっても始めることができない。

    ・大事なことは結果ではない。どんな気持ちを感じたいか。

    ・自分の心がそうせよと叫ぶなら、ひるむことなく
     すぐにしたがうべきだと思います。そこに未来がある。

    ★全ての問題の根本は自分の中にある。
     計画がうまくはかどれずに悩んだときは、
    「まず自分あどうあるべきなのか?」ひとり静かに考える。

    ★最高の一文字「誠」
     私欲お捨てて、誠に生きましょう。
     その覚悟ができた瞬間から、本当の人生が始まる。

    ★つまらないのは、人との約束を破る人でなく、自分との約束を破る人。
    ⇒自分との約束


    ・一つのことに本気で取り組んでいる人の姿をみて、
     心を動かさなかったひとはいません(本気の志)

    ★人である意味
     人は「なんのためにいきているか」で決まるのです
     こころに決めた目標のない人間はもはや「人間」とは呼びません。
    ⇒こころに刺さりました。

    ・ことのはじまり
     なんでも、「最初の決心」というものが一番重要です。
     シンプルに、心の底から「この道をきわめたい」と避けることが
     できるかどうか、それだけなんです。
    ⇒決心して、それを覚えておくことが大切

    ★読書の心得
     本を読む時は頭の中をからっぽにして、本の世界に飛び込む感じです。
     頭じゃない。魂のこもった著者の心を、からだ全体え受け止めるんです。
    ⇒いままで軽く本を読んでいました。感度をあげていこう!

    ・本のもつ力
     本を開いてみれば、その瞬間、人生が変わるかもしれません。
     本にはそんな可能性を持った言葉が無数に転がっています。
     本に書かれている教えお一度真似てみればいいのにと切実に思います。
    ⇒本は素晴らしいですね。

    ★本質を知る
     本質とは、語らずともただそれに触れただけで、わかってしまうもの。
     あまりの美しさに、拝みたいような気持にさせられるもの。
     そのくせシンプルで、分かり易く、身近なものとして感じることが
     できるもの。
    ⇒本質、奥が深い

    ・人生は目に宿る
     人の心は、目を見ればわかります。
     生き方あちゃんと目に宿っています。
     目をみなければ、交流ははじまりません。
    ⇒正直に生きないといけないですね。

    ★自分はどこからやってきたのか?
     自分のこの身の、原点あ一体どこにあるのか。
     はるかむかしまでゆっくりと思いを馳せていくと、
     突如、感激の心が湧き起こり、
     「よし、やってやろう」という決意が生まれます」

    ★大切な人のために今日できること
     今日いう日は二度ときません。
     だから大切な人を喜ばせるために、少しの時間も無駄にしてはいけない。
    ⇒できていない。時間おもっと大切にしないといけないと思いました

著者プロフィール

株式会社オープンプラットフォーム代表取締役。早稲田大学商学部卒業後、起業。在学中からモチベーション心理学とリーダーシップを学ぶために渡米。最新の自己と組織の変革メソッドを伝える実践的なセミナーを行い続けている。毎回満席になる講座は、企業経営者・幹部、起業家、ベストセラー作家を輩出している。100名の業界トップリーダーを育成することをミッションに活動している。著書に、今回文庫化された『未来記憶』(小社)のほか、『タイムマネジメント大全――24時間すべてを自分のために使う』『覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰』(ともにサンクチュアリ出版)などがある。

「2023年 『DOIT!「すぐやる人」に変わる未来記憶思考法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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