キングキラー・クロニクル 第1部 風の名前 中巻 (キングキラー・クロニクル 第 1部)

  • 白夜書房
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861913945

作品紹介・あらすじ

念願の大学に入学を果たしたクォート。だが、授業開始早々共感術の師ヘンメに因縁をつけられ、教壇に立ち即興で授業を行う羽目になる。その結果-「無血のクォート」伝説の始まり、そして友や師との交流。秘術校の謎が少しずつ明かされてゆく。

感想・レビュー・書評

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  • だんだん面白くなって来た.お決まりのアンブローズの嫌がらせもあるが,友情にも恵まれ学問も進んで行く.リュートを手にして歌う場面は特にワクワクして,歌も聞こえてくるようだった.少し調子に乗りすぎるところもあるが,考えてみれば天涯孤独な15才.出来過ぎといってもいい.

  • 「共感術原理」の授業で、ベンに教えられていて基礎はわかっていたクォートは、ヘンメ師匠に反感を買われてしまう。
    大学に入って行きたいと願っていた場所、文書館で、司書のアンブローズに騙され、火のついた蝋燭を持っていたら、師匠のローレンに怒られ、文書館への出入りを禁じられた。失意だったが、質屋でリュートを手に入れたクォートは、学費をつくるために、イムリの「エオリアン」でパトロンをみつけるべく、才能を認められるというパイプを手に入れようと、演奏を始めた。
    その店で出会ったのは・・・

    クォートの大学でのお話。上巻よりも面白くなりましたよ。「無血のクォート」と呼ばれるようになった理由が、伝説の始まりが、語られています。
    女の子が絡むと、いつもの強い感じが消えて、普通の15歳の男の子になるのが笑える。

  • めちゃくちゃこのシリーズには期待してるのに
    日本ではあまりお目にかかれないのが残念…

    ぜったいこの本売れるから、本屋さん・図書館さん
    頼むから置いてください!

    第1部は若干びみょーだけど
    第2部はきっと面白いから!

  • うーん、クォートの大学時代。自分も凡人だから、アンブローズみたいに妬み嫉んでしまうと思う。(あそこまでいじわるはしないけど)
    「炎路を行く者」のヒュウゴの苦労話のほうがずうっと好きかも。

  •  中巻になって俄然面白くなって来た。良かった!

     主人公と同じく、アンブローズはチョロい奴だと思いきや……結構な悪役っぷりで楽しい。行く末どうなるのかとても気になるキャラ。
     そして主人公の親友2人もいい感じ。
     師匠の中ではキルヴィンが今のところ1番お気に入り。
     女性キャラは……主人公が奥手な所為なのか、イマイチ誰も性格が掴めてない。みんな似たように思えてしまって。この先に期待。

  • 中弛みです。学校で同級生にいじめられたことを、ねちねち書かれても面白く有りません。いじめられたのが、魔物とだったら話は違いますが。

  • お。だんだんのってきた。クォートが傲慢で向こう見ずなとこ(そんで失敗する)(まああとでいい方向に働いたりするけど)とこがいい。

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