初段になるための将棋勉強法

著者 :
  • 白夜書房
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本棚登録 : 194
感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861916991

作品紹介・あらすじ

何手詰を解く?誰と対局する?戦法書の読み方は?上達を約束する将棋勉強法。

感想・レビュー・書評

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  • まさに初段になるために購入した。
    各種情報がまとめられておりよい。
    将棋においては本は精読の方がいいのかなと思った。

  • 初段になりたい! ので読んだ。詰将棋、棋譜並べ、実戦を継続すること。
    手筋とか次の一手とかじゃないのかぁ、というのが感想。
    森信雄七段との対談、凄くいい!

  • 最近、周囲で将棋が流行っているので読んでみた。著者はN手詰ハンドブックでも有名な浦野八段。

    「どのように勉強すれば良いか」という問いはなかなかに難しいところであるが、方針自体は様々な分野に応用できるのではないかと感じた。

  • 2年以上、将棋ウォーズで実践して1級どまり。上達するために本書を読んだ。序盤中盤終盤にかけての勉強方法が書かれてあり、参考になった。目指せ初段!

  • 2018/06/07 17:20:49

  • 将棋のルールを一通り理解して、誰とでも楽しめるようになった人が、次に目指すのが初段。武道で言うところの黒帯である。

    著者の浦野真彦七段は、『継続・効率・(目的)意識』で、誰でも初段になれると述べています。本書では8種類の勉強方法が紹介されています。自分に足りないところや弱点に気づき、自分に適した方法で勉強することが目標達成への近道となるでしょう。

    「根を詰め過ぎずに、継続すること」が、何事においても大切。

  • 初段におれはなる

  • ・「目的意識を持つ」「毎日継続する」「効率よくやる」の3つが不可欠。

    トレーニングを8種類に分類し、それぞれの目的、利く部分の説明、やり方の解説をしている。
    具体的には「定跡書」「次の一手」「詰め将棋」「必至」「棋譜並べ」「将棋観戦」「対局」「指導対局」の8つ。

    ・「序盤」「中盤」「終盤」の力をバランスよく身につけることが有段者には求められる。

    ・「大きいのは負けても平気な人かどうか」「できんかったら駒に触るだけでもいい」など森信雄七段の言葉全般。


    ・将棋会館道場昇段規定が明示されていて、基準に使える。
    ・将棋倶楽部24と比較していて、わかりやすい。
    ・「棋譜並べ」「対局」などいろいろな勉強法の、効果一覧表があり、考えやすい。
    ・「序盤力」「中盤力」「終盤力」に分け、評価欄で◎や○を用いてある。
    ・「四間飛車」「ゴキゲン中飛車」などの代表的な戦法を12挙げ、基本図を示している。
    ・各戦法書の書名をたくさん挙げている。これも珍しく、画期的。
    ・「駒落ちの攻めの例」について、
    例えば八枚落ちなら「飛車と香車で金1枚しかない1筋を破る」、
    四枚落ちなら「相手に桂馬がある分、飛香に銀も協力させる」、
    などと違いが示してある。これは初心者にわかりやすい説明。
    ・たくさんの指導歴がある森信雄七段へインタビュー。アドバイスが有益。

    など、とにかくためになる指摘や勉強法が満載。
    ポイントの点も駒も提示書名も太字にしてあり、視覚的にも見やすさを考えてある。

  • 「初段になるための勉強法」について解説した本
    将棋の勉強法そのものについて書かれた本。
    意外にこのタイプの本は少ない。
    初段になりたい人級位者向け。

    これをやれば初段になれるという特別な上達法などは書いてない。
    むしろ、一般的によく聞くような当たり前のことをどれだけ、
    継続してやれるかがポイント

    8つの勉強法に分類
    (1)戦法書(定跡書) (2)次の一手 (3)詰将棋 (4)必至
    (5)棋譜並べ (6)将棋観戦 (7)対局 (8)指導対局

    『初段になるまで平均年数は6.3年』
    『毎日勉強した人で平均4年』
    『森信雄の将棋教室では初段になる人は10人中、2~3人』

    データ的にも決して簡単ではない初段へ道だが、
    この本を読むことで間違ってない努力と自信を持って勉強できるようになる。

  • 初心者がどう勉強したらよいかわかりやすく書いてあります。
    お勧めの定跡書等も書いてあるのでこれから将棋の勉強をしようと思う人は読んだほうがいいと思います。

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著者プロフィール

1964年3月14日大阪府生まれ。
1977年6級で(故)中井捨吉八段門。
1983年四段、2012年八段。
1989年、第1回IBM杯戦優勝。
2015年、通算500勝。
1983年、詰将棋看寿賞(短編賞)受賞。

「1手詰ハンドブック」(日本将棋連盟)、「新版3手詰ハンドブック」(浅川書房)、
「新版5手詰ハンドブック」(浅川書房)など詰将棋の著作多数。
上記ハンドブックシリーズの累計部数は22万部を超える(2018年6月時点)。

「2018年 『詰手筋DVDブック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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