電子マネー最終戦争 (Yosensha Paperbacks 27)

著者 :
  • 洋泉社
3.33
  • (1)
  • (1)
  • (3)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 15
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862481313

作品紹介・あらすじ

短期間で急速に普及したEdyとSuicaに対抗するべく、ついに流通界の巨人、セブン&アイがnanacoを引っさげて動き出した。イオンも自社の電子マネーで参戦する。交通業界を見ればSuicaの一人勝ちを止めるべく、いよいよ私鉄連合のPASMOが動き出した。一方、ドコモは銀行と手を組みケータイクレジットiDという武器を使い中額決済に乗り出した。これに危機感を強めたクレジット業界は、対抗策に打って出る。果たして、どの電子マネーが勝ち残るのか?電子マネー市場の今、そして未来を解き明かす。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 仕事柄必要に迫られて読んだがいまいち!
    JAL、ANAのマイル政策の違いがわかったり
    Edyの意味がユーロ、ドル、円の略だということがわかったり、
    雑学にはなったかなぁ。

    同じことを何度も繰り返しで書いてしるし、
    ためにはならず。

    まぁ、職場の先輩から借りたからタダだったので
    OKです!

  • 読了、参考になった部分、既に知っていた部分が半々でした。興味深かったのは、電子マネーのうちJR東日本とJALの提携とその失敗に関するくだり。やはり、業界トップ同士が手を組むということのデメリットというのが出てしまうケースのケーススタディとして、勉強になりました。まあ、どちらも半官のカルチャーがあるが故の失敗とも言えますが、企業のプライドって、ほんとにいい事業戦略をだめにしてしまうもんだな、と痛感した次第。それと、Edyのビットワレットの戦略の良し悪しについても参考になりました。現在、新規事業立案のお手伝いをしている身としては、よくよくかみ締めて戦略立案、構想策定をする必要があるな、と考えさせられる部分でした。陸マイラーのパートに関しては、新鮮味に掛けると感じたけど・・・

  • 2007/5/2
    K

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

消費生活ジャーナリスト。NPO法人「消費生活とカード教育を考える会」理事長。
1952年。早稲田大学第一文学部卒業、同大学院修士課程修了。月刊誌記者などを経て独立。流通、情報通信、金融分野を中心に活動する。クレジットカードについては30年にわたり取材を続けている第一人者で、「岩田昭男の上級カード道場」で情報発信を続けるほか、All About(オールアバウト)の「クレジットカード」のガイドを務めるなど、幅広く活躍中。

「2018年 『キャッシュレスで得する!お金の新常識』 で使われていた紹介文から引用しています。」

岩田昭男の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×