今さら聞けないクラウドの常識・非常識 (新書y 223)

著者 :
  • 洋泉社
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本棚登録 : 220
感想 : 39
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862484505

感想・レビュー・書評

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  • この分野の知識がほとんどなかったので勉強になった。

  • コンパクトにクラウド全般が概観できる。
    2009年時点のもの。状況はどんどん変わりつつある。

  • うーん。IT業界のスピードが速いだけに、内容がすでに過去の歴史になりつつあるという内容にならざるを得ない。その中で、アマゾン、グーグル、マイクロソフト、他の立ち位置を十分理解する材料になるかな。

  • クラウドの分類や活用どころなど参考になった。
    システム会社に勤めるものとしては、提供されているクラウド環境をどう上手く使って事業会社にシステム提案していくかというところを考えることにになる。
    ハードをもたない、アプリも出来合いのものを使うとなってきたときに何ができるか。

  • 版元からしてあまり期待していなかったのだが、いい意味で予想を裏切られた一冊。
    この本が出された2009年当時であれば間違いなく最先端の知識をこの分量でまとめていたに相違ないと思われます。NRIにもこんな方がいたんだな、という印象ですが、よくよく調べたらけっこう有名な方なんですね。
    先読み的なところのすべてが現在当たっているわけではないですが、まぁそれはそれ、インフラ面での大きなうねりはだいたいハマってきていると思われますし、知識の棚卸にも役立つ一冊です。

  • 基礎を知りたいと思って手に取ったが、自分がまだこの本を読むレベルに達してなかった、全然理解できないままとりあえず読み終わったという感じ。

  • 著者は城田真琴氏。

    タイトルの通りの心境でした。
    この時期のうちに、業界環境くらいは語れるようになっときたくて購入。
    大変助かりました。

    備忘録。
    ・そもそもクラウド・コンピューティングとは、インターネットを通じてサーバ等のITリソースにアクセスしてそれを利用すること。再確認。
    ・クラウドコンピューティングの主要な提供者(プロバイダ)はGoogle(300万台)、セールスフォースドットコム(1000台)、Amazon(10万台)。以上が先行企業だが、Microsoft、IBMとかも追随。
    ・プロバイダ向けにサーバーを開発し提供しているのが、デル、HP、Ciscosystem、SGI
    ・メリット:ユーザーは、設備投資が要らない、すぐ使える、運用管理はプロバイダ側、一時的利用が可能、リソースが実質無限
    ・デメリット:サーバー管理はプロバイダ任せのため、セキュリティ対策、所在地がユーザーには不明。安く簡便な反面、サービスレベル保証がやや低い。
    ・プロバイダの競争力は規模で差がつく。日本企業はサーバー規模と価格では勝負にならない。
    ・勝機の一つは日本企業の品質。安心さ。サーバーを冷やす電力が最大の運用コストだから、寒い北海道とかに巨大データセンター作りたい。


    単語がよくわからないんですよ。
    もう一冊くらいは読みたい。
    知ってる人教えて

  • クラウドの入門書としては、概念や発想についても解説した本。

    新書の啓蒙書と言うよりも、具体的なサービスの紹介と言った方がよいかもしれない。具体的なサービス等の説明もあるが、元々サービスにどのような区分けがあり、使っているのが、どのサービスなのかがわかる説明になっている。gmail ドロップボックス等の具体的なサービス名も出てくる。

    この本の具体例が分かれば、クラウドの概念もわかると思う。

  • クラウドとはどんなものかを具体的な例で説明してある。
    クラウドコンピューティングのメリットデメリットや各ベンダの取り組みなんかがわかった。

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著者プロフィール

城田 真琴(シロタ マコト)
野村総合研究所 DX基盤事業本部 兼 デジタル社会研究室 プリンシパル・アナリスト
2001 年に野村総合研究所にキャリア入社後、一貫して先端 IT が企業・社会に与えるインパクトを調査・研究している。総務省「スマート・クラウド研究会」技術WG委員、経済産業省「IT 融合フォーラム」パーソナルデータ WG 委員、経産省・厚労省・文科省「IT人材需給調査」有識者委員会メンバーなどを歴任。NHK Eテレ「ITホワイトボックス」、BSテレ東「日経プラス10」などTV出演も多数。著書に『FinTech の衝撃』『クラウドの衝撃』『ビッグデータの衝撃』『エンベデッド・ファイナンスの衝撃』 (いずれも東洋経済新報社)、『パーソナルデータの衝撃』(ダイヤモンド社)、『デス・バイ・アマゾン』(日本経済新聞出版社)などがある。

「2023年 『決定版Web3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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