1946年、スロヴェニアに生まれ、現在はチューリヒに暮らす。小説家、アンソロジスト、研究者として、またロシア語からマリーナ・ツヴェターエヴァ、フランス語からマルグリット・デュラスなどの翻訳家としても国際的に活躍している。
ペトラルカ翻訳賞(1991)、ライプツィヒ・ヨーロッパ相互理解賞(1998)、シャミッソー賞など多数の文学賞を受賞。単著としては本書が本邦初訳となる。ほかの邦訳に、『ヨーロッパは書く』(ウルズラ・ケラーとの共編著、2008)、短篇小説「歩く」(『氷河の滴——現代スイス女性作家作品集』所収、2007、以上鳥影社)がある。
「2016年 『ラングザマー 世界文学でたどる旅』 で使われていた紹介文から引用しています。」