成功脳と失敗脳

著者 :
  • 総合法令出版
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本棚登録 : 136
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862804785

作品紹介・あらすじ

日々のちょっとした意識や習慣を変えるだけで、誰もが新しい脳回路を強化することができ、「成功脳」の持ち主になることができるのです。

感想・レビュー・書評

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  • 茂木健一郎先生の成功脳と失敗脳。
    まず表紙がインパクトありますね。

    成功体験を積み重ねるのがうまい脳→自分で褒めて神経伝達物質ドーパミンをいかに出せるかがポイント。

    74-77ページの『100万回生きたねこ』の例えと「人の失敗が喜びであり蜜の味になる(シャーデンフロイデ」」のいろいろなものの見方ができる教養を見につけようは、説得力があります。

    132-135の脳力が低い人ほど自分の能力を高めに見積もるという性質をもっている→「ダーニングクルーガー効果」はしっかりした批判的な目(クリティク)が自分の中にいるかどうかが大きなポイント。

    201-217 運動と脳のアイドリング状態「デフォルトモードネットワーク」、ベストエフォード方式で完璧を求めず少しの達成感を自分でほめる、脳が持っている非線形の成長グラフ、人生を歴史として見るライフヒストリー理論など、前向きに成功脳に繋がるまとめは流石です。

    構成が洗練されており、前向きに成功脳のヒントが掴みやすい一冊でした。

  • ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ 再読したい
    ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ 再読しないが良かった
    ⭐︎⭐︎⭐︎ 普通

  • 結論 前向きって(笑)

  • 脳は成功を喜ぶ。
    失敗して失敗して、成功した時、1番脳は喜ぶ。

  • メタ認知、思考のクセ

  • 全体的にさらさらーと読める本。
    ゲーミフィケーションはいままで通りたすくまで管理するとして(最近サボり気味だったけど重要さを再確認)

    意外だったのは何気なく34ページに書いてあった
    失敗の貯金があればあるほど成功した時のドーパミンの放出量が多い
    ということ。
    失敗した〜とクヨクヨしないで、次できたら嬉しいぞ!とポジティブに考えるのが大切なのかもしれませんね。

  • 自分にとって輝けるニッチない場所を見つける。
    目の前の仕事にどれだけ集中できるかが鍵になる。
    自分を固定化することなく、マルチなことをやらなければ、今のボーダーレス社会で成功することは難しくなってきている。

  • 成功や失敗、損得はあくまで解釈
    そう教えてくれる本だった

    失敗を積み重ねた方が成功した時のドーパミンの量は多いらしい

    普通に考えてわかることでも
    脳科学的に書かれることでおもしろくなっていた

  • すぐやる脳の方がオススメ、

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著者プロフィール

脳科学者。ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー。慶応義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科特別招聘教授。「クオリア」をキーワードに、脳と心の関係を探究しつづけている。1962年、東京生まれ。東京大学理学部、法学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了。理学博士。
著書『脳と仮想』(新潮社、第4回小林秀雄賞受賞)『今、ここからすべての場所へ』(筑摩書房、第12回桑原武夫学芸賞受賞)『脳とクオリア』(日経サイエンス社)『脳内現象』(NHK出版)『感動する脳』(PHP研究所)『ひらめき脳』(新潮社)ほか多数。

「2013年 『おぎ・もぎ対談 「個」育て論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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