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- Amazon.co.jp ・本 (406ページ)
- / ISBN・EAN: 9784863110014
感想・レビュー・書評
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シリーズ第4巻。
時代が飛んで未来のヴェヌス。ファンタジーから完結編でSFに変貌する。
このシリーズはタニス・リーの様々な一面を見られるという意味で面白かった。『パラディスの秘録』と好対照。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ヴェヌスの秘録シリーズの4作目。
舞台は近未来のヴェヌス。
かつての<都>は海底のドーム内にその姿を留めることとなっていた。
その<都>を訪れた黒人の音楽家ピカロ・考古学者フレイドは、かの地で復活した古代ローマの女剣闘士・ユーラと出会う。
なにがしかのつながりを感じるピカロとユーラ・・・。
一方、ユーラと共に復活した18世紀の音楽家・クローディオ・デル・ネーロは、ピカロの遠い先祖だということだったが、彼の開いたコンサートで、恐ろしい悲劇が起こる。
彼の生み出す音楽の秘密とは・・・?
<都>に集まった彼らの運命は・・・?
というようなストーリーです。
うーん、この4作目は一番難解です。
素直に読めるシロモノではないな。
かつての3作品の登場人物(エウリデュケやフリアン、シャーキンのカササギなど)がちょい出してリンクしてるところは好みですが、ラストなんかは全く理解できなかったです!!(←言い切った!)
何度も読み返せば、いつかは理解できるのかしら・・・(遠い目)
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