カルチャー・クリエイティブ : 新しい世界をつくる52人 (ソトコト新書)

著者 :
  • 木楽舎
3.59
  • (8)
  • (4)
  • (19)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 97
感想 : 13
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (455ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863240001

作品紹介・あらすじ

スローライフを提唱する著者・辻信一氏がこれまでに出会い、語り合った“新しい世界をつくる人々”=“カルチャー・クリエイティブ”51人との対話集。現代の平和・環境運動の精神的指導者、サティシュ・クマールをはじめ、哲学者、思想家、NPO・NGO主催者、アーティスト、環境活動家、落語家、職人等々…21世紀のカルチャー・ムーブメントを牽引する人々との会話の中から、21世紀人の進むべき道、選ぶべき道が導き出される。

持続可能な世界を創造する国内外のキーマンたちの生の声に加え、これからの時代を読み解くための100のキーワード集も充実。対談ゲスト、サティシュ・クマール(哲学者)、ゲーリー・スナイダー(詩人)、ウ・オン(森林官)、ヘレナ・ノーバーク・ホッジ(言語学者)、山口タオ(童話作家)、古今亭菊千代(落語家)他 全51名。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • スローライフの提唱者、辻さんの一冊。世界のいろんな場所でスローでクリエイティブな生き方をしている人たちを紹介しながら、その生き方や考え方について触れています。自分らしく、できる範囲で楽しみながら働いて生きていく、そんな消耗しにくい暮らし方で暮らしている人たちのことを知って少し世界が広がる一冊だと思います。

  • すごくたくさんの視座を学ぶことができる
    ちょっとした哲学書かも。

  • 新しい価値観として、社会的な地位より自己実現、外からの評価より内面的な成長、お金より時間、物質的満足より創造的でスピリチュアルな経験、結果よりプロセスの重視、などがあり、それらを求める人たちと著者の対談。
    このような価値観の世界では、世界を引っ張るような国は現れるのだろうか。それぞれがそれぞれの国のオリジナリティを重視する世界になりそう。
    あた、このような価値観の中での途上国支援のあり方を考えさせられた。
    ガンジーの言葉、be the change,世界を変えたければまず自分が変われという意味。
    ナマケモノは筋肉を鵜sくなくして高い、細い木でぶら下がれるようにしている、一方で糞は木の根元まで下りて、埋める。木の成長をわかってやっているのか。
    ヤギは酪農だと草を食べるだけなので、人間の食べ物と食べ物の点で競合しない。牛よりもヤギの乳を普及させてみては。
    何かを思い出そうという人の歩調はゆっくりだが、忘れようとしている人の歩調は速い。

  • 各国で素敵な活動をしている52人の紹介。

    ひとつひとつが短いので、読みやすい。
    キーワードもわかりやすく説明されている。

  • 世界のあちこちで、新しい社会が芽生え、それを支える新しい文化が生まれている。
    その担い手がカルチャー・クリエイティブ―文化を創る人々だ。
    辻信一が世界中で出会った彼らの声を伝える。

  • ソイル(土)、ソウル(魂)、ソサエティ(社会)

  • 環境の考え方は変わります。

  • <a href="http://loggedreviews.blogspot.com/2009/03/slow-and-slower.html" target="_blank">read review: レビューを読む:</a>

  • カルチャー・クリエイティブ―新しい世界をつくる52人 (ソトコト新書 7)

  • 未読

全13件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

福岡女子大学国際文理学部教授

「2024年 『捕鯨史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

辻信一の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×