芸術と科学のあいだ

著者 :
  • 木楽舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863240933

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  • 螺旋とは進化の内向的運動であり、生命の志を具現化したデザインらしい。

    螺旋の殻を持つアンモナイトは分布領域が広く短期間に栄え、急速さ故に滅び示準化石となり人類に対しての暗示となるようだ。

    人類は芸術という名の化石を遺していくのかもしれない…

  • 自分の目指す世界の話だった。
    正確さと美しさ、数字と図形、生物と宇宙……
    "世界の繊細さとその均衡の妙に驚き、そこに美しさを感じるセンス"

  • 「相補性」の話が良かった。

  • 日経新聞でいつも愛読していたコラム。著者の代表作である「生物と無生物の間」で動的平衡という思考に感銘したが、本書ではアートを対象にすることで人間の科学の奥深さが腹に落ちる。これからも科学と芸術への興味が尽きないと本書が教えてくれる。

著者プロフィール

福岡伸一 (ふくおか・しんいち)
生物学者。1959年東京生まれ。京都大学卒。米国ハーバード大学医学部博士研究員、京都大学助教授などを経て、青山学院大学教授。2013年4月よりロックフェラー大学客員教授としてNYに赴任。サントリー学芸賞を受賞し、ベストセラーとなった『生物と無生物のあいだ』(講談社現代新書)、『動的平衡』(木楽舎)ほか、「生命とは何か」をわかりやすく解説した著書多数。ほかに『できそこないの男たち』(光文社新書)、『生命と食』(岩波ブックレット)、『フェルメール 光の王国』(木楽舎)、『せいめいのはなし』(新潮社)、『ルリボシカミキリの青 福岡ハカセができるまで』(文藝春秋)、『福岡ハカセの本棚』(メディアファクトリー)、『生命の逆襲』(朝日新聞出版)など。

「2019年 『フェルメール 隠された次元』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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