- Amazon.co.jp ・本 (108ページ)
- / ISBN・EAN: 9784864101042
感想・レビュー・書評
-
読み助2011年10月8日(土)を参照のこと。http://yomisuke.tea-nifty.com/yomisuke/2011/10/2-6304.html
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
こんな百歳になりたい。
明治の女性って素敵だ。
たかが詩、ではない。
勇気とユーモアと哀しみが絶妙に混じり合っているんだから。
特に、「地団駄」のユーモアがクスッとくる。
「誰かの心に糸を結ぶ」だったかな、表現の細やかさには脱帽する。
世の中、実はこんなおばあちゃんがたくさんいるんじゃないかと思ってしまう。 -
100歳のおばあちゃんは、弱々しく遠慮がちに、自分の人生を振り返って詠んでいる。昔のお年寄り・特におばあちゃんには、こういう可愛さがあった。そして淋しさのようなものも。詩に一人息子が出てくるたびに、親元を離れて放ってあることが悪いことのように思えてくる。
定年延長やら生涯現役やらで、社会構造をそのまま年寄り年代にまで持ち込んだことで、可愛い、淋しいお年寄りが減ってしまったのかもしれない。
100歳まで長生きしてやっと可愛さが出てきているのではないか。
早く可愛い年寄りになるのもいいかもな、なんて思う。 -
「詩」を読むことは滅多になかったです。 でも「文章力・表現力を磨くには詩を読むのがいい」とアドバイスを受けたことがあります。
そういうことも影響してか買ってみました。
百歳の筆者ならではの感覚・感性が詩に詰まっています。
人に対する優しさだとか思いやりとか。
ホロロとしながら読める詩集でした。 -
心が温かくなります。
いろんな気持ちを思い出させてくれます。 -
入院しているおばあちゃんに読んでげんきになってほしくて購入。
-
トヨさんが傍で語りかけているような気がした。言葉が生きているようだった。前作よりも言葉の選び方がうまくなっているように感じた。心の琴線に触れて涙が出そうになった。
-
たいせつなものを思い出させてくれる。たいせつな本。