寄生蟲図鑑 (飛鳥新社ポピュラーサイエンス)

制作 : スタジオ大四畳半 
  • 飛鳥新社
3.79
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本棚登録 : 167
感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (120ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864102520

感想・レビュー・書評

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  • 図鑑というには薄いかもしれないけど、寄生虫ネタを創作物にいれたいなら、押さえておいて損のない一冊。

  • 図鑑と名うつなら、もう少し多くの種類を載せて欲しかった。とは言え、凝った装丁、緻密なイラスト、分かりやすい解説文。十分楽しめました。

    個人的に怖かったのは、寄生して宿主を操るやつ。エメラルドゴキブリバチ。ロイコクロリジウム。何とも、恐ろしいやつだ。

    以前から、寄生虫博物館は知っていたが、まだ行った事がない。近いウチ必ず行くぞ。

  • 自然と生命の不思議の中でも、寄生虫の奇妙奇天烈な生き方は群を抜いている。どういう自然淘汰が、こういう摩訶不思議な生き方を生み出したのか。寄生虫の都合で、宿主を操ることすらあるという不思議な能力はどうやって発達したのか。なぜ複数の宿主を渡り歩くような面倒なことをするのか。

    ただ、本書はいまいち期待はずれ。寄生虫へんー、きもちわりー、というレベル。もっと生物学的にぐいぐいと、一番面白くて不思議なところにつっこんでいって欲しいんだけど。

  • 身の毛もよだつ気持ち悪い図鑑。とにもかくにも気色悪い。寄生虫の虫に蟲をあてるおぞましさ。写真は一切なく描写図と文字で構成されている。この図というか絵がすこぶる気味悪し。表装の不気味さに違わない中身の怪しさは思わず嘔吐もの。衛生管理が行き届いている現代にあって、ほとんど実益は感じられないが、読み進むと生き物としての意外なおもしろみを発見できたりする。かなりマニアックな世界。

  • 文房具とは似ても似つかない寄生虫であるが、文房具同様、見ているだけで楽しいのはなぜだろう。

  • メディアにも登場する有名な「目黒寄生虫館」の監修!!
    ビジュアルブックですが楽しく読めます!
    (時々…ちょっと…もあります)

    熊本大学:SEN

  • ★★★★★
    目黒寄生虫館プレゼンツ!
    見開き1ページに一つづつイラストによる寄生虫の紹介。
    最近、寄生虫ブックを紹介されて本棚の「寄生虫」という言葉に吸い寄せられました・笑
    万葉集に詠まれた寄生虫どのもいらっしゃるとか。みやびですな!
    本の装丁もステキです。
    小口の赤みを帯びた黄色が寄生虫ワールドをかもしだしているような気がいたします。
    (まっきー)

  • 写真ではなく、絵による図鑑(写真だとグロくなるのかな)
    今まで何気なく食事をしていたが、
    読むと生食はとても注意が必要だと思わされる。

  • なんといっても秀逸なのはケースまで含めた装丁。ケース・カバー・表紙から帯まで、美しいステキな装丁!天地・小口は真っ黄色で、すごいインパクト。むしろ まがまがしい感じもする色遣いが、中の精密な点描画のイラストとも合っていて、すごくいい。本屋さんで直接手に取らなかったら、まず買わなかっただろうな。
    寄生虫ひとつひとつに付けられたキャッチコピーやイラストがいちいち面白い。内容も面白いし、イラストや装丁を眺めているだけでも楽しい。

  • 目黒の寄生虫館にはいったことがあるが、よりくわしいことがわかり面白かった

    写真でなく、挿絵なので色や動きなど想像が膨らむ

    寄生虫は中間宿主、終宿主と移動すること、自分が成虫になるために、ふつうは宿主を殺さないことなどがわかり、なんとなく嫌いになれないなぁと思った

    寄生虫も、生きるために必死である

  • 珍しい寄生蟲がたくさん載っています。凄い本です。
    寄生蟲と言っても色々な種類がありますが、いくつかの宿主を渡り歩くもの、宿主を操縦して次の宿主へ移動するものとか。なんでこんなことができるんでしょうね。生命とは不思議です。
    「寄生蟲」とありますが、扁形動物、線形動物、節足動物、刺胞動物、原生生物と来て、植物・細菌までと、いわゆる「虫」以外のものも紹介されています。また、丁寧なイラストで各蟲が紹介されています。ちょっと気持ち悪い(笑)感じのものもありますね。
    目黒寄生虫館監修となっています。近くなんで行ってみようかなぁ。(^_^)/

  • 本を読みながらユーチューブでその寄生虫の動画を見るとより面白い。
    世界にはこんなキモくて変な小さい生き物が存在してるのかと思うと興味深い

  • 目黒寄生虫館発行の、寄生虫の図鑑。「へんないきもの」で覚えたサナダムシへの好感度が一気に下がりましたー。やっぱ飼っちゃ駄目なのね。ウイルスも分類として含まれ、実際死に至ったりと、恐い寄生虫ばかり。ある意味毒より恐いかも。そしてちょっと肌がむず痒くなる…。

  • 記念に

  • ビレバンで見かけるたびに「うへあ~」「うわあ…」とか言いながら立ち読みしていたんだが、ついに購入してしまった。誰にも内緒やで。
    凝った装丁と、博物画みたいな(?)イラストとなかなかしゃれたキャッチコピーと、立場がはっきりしない解説文とで、ちょっとだけぎょっとするページもあるけれどもうにうにが苦手なわたしでも楽しめたよ。何で買っちゃったんだろうね。きのこ(冬虫夏草)がおったからかな。

    何て言うか、ドラマが繰り広げられているよ。
    しかしダニ・ノミなんかもここに入るんか…

  • カタツムリをゾンビにして操る戦慄の虫

    親子三代、仲良く一緒に

    残酷なるゴキブリ・キラー

    キャッチフレーズだったり、説明文だったり、興味がそそられる表現でおもしろかった。

  • 扁形動物
    線形動物
    節足動物
    刺胞動物またはそれに近縁なグループ
    原生生物
    植物・菌類

  • 南京虫の「今夜は寝かさないんだから!」に萌えた。
    熱帯熱マラリア原虫のmal=悪い、aria=空気は勉強になった。
    日本住血吸虫とミヤイリガイに合唱した。

  • 様々な寄生蟲に関して挿絵で紹介してる本。

    人だけじゃないくいろいろなものに寄生する生き物がいるものだと思いました。

    写真ではなくすべて絵で、良かったと思う反面、物足りなさもある本でした。

    (以上、ブログ全文です。)


    ブログはこちら。
    http://blog.livedoor.jp/oda1979/archives/4548007.html

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