- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784864103282
感想・レビュー・書評
-
意外としっかりした、泥臭い内容だった。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
久しぶりに熱いなあって感じた本。
俺はこれだけやってきたんだってのがアリアリと見えるが、
武勇伝を語って何が悪いという気持ちもよく分かる。
実際に著者が経験されたことを基に、
如何にして社会の中で尖った個を形成していくのか、
成長するにあたっての心構えとして大切なことは何か?
についてしっかり書いてます。
とにかく自分のことは自分で考えるべし!というのが
すごく伝わってきて、自分に一番足りない部分かなと、
心にグサッと来た。
やりたいことをやるというのは、
それだけ大変でもあり楽しいことでもあるということを
改めて気づかされ、またとても勉強になった良書でした。
【参考になった内容】
・努力は才能ではない、努力しないのは、
「なりたい自分」を明確にしていないからだ。
なりたい自分さえ明確になっていれば、
目標達成のために何をしなければならないか?
と自ずと手が動く。
・いくら知識を詰め込んでも、経験しないと分からない。
どんなにエラそうなことを言っても、所詮本やネットの
内容は表面的なことが書いてあるだけ。
体験談も同じ。話し手が正しく伝えていない可能性が高い。
・「勝ち癖」がある人と「負け癖」がある人の違いは、
勝つまでやるか、諦めるかの違いだけ。
・5年後, 10年後なんて描けなくても構わない。
大きな方向性だけ決めておいて、都度軌道修正するのが
大切。
その結果、今いる場所がふさわしくないと思ったら、
あっさり辞めてしまっても構わない。
むしろ、そう感じた時点でいる時間が無駄になる。
・自分から積極的にやる人と言われないとやらない人は、
成長に大きな差が出来るが、それは仕方ない。
組織を強くするのであれば、積極的にやってくれる人に
仕事を振るのが正しい。やらない人は他を見つけるべき。
何故なら、興味が無い分野だからである。
・自分の目標が定まったのであれば、無駄な勉強・仕事は
しない。無駄だと思うことは、遠慮せず断るべき。
・成功体験を振り返るとき、個の力で実現出来たことと
組織の力、外部要因によって実現出来たことを明確に
しておくこと。振り返るとはそういうことである。
・自分がより成長出来る場所にいつでも移ることが出来るよう、
常に準備しておくこと。そういう意味では業務外の勉強は
意外と重要。理由としては、一生働く会社なんて無いから。
特に成長意欲の強い人は、なおさらその傾向が強い。
・仕事をするときは、
「今やっていることが将来やりたいことの何処に活きるか」
を常に意識して仕事をすること。
そうすることで、モチベーションは維持出来る。
・「わからないことがある」のは仕方が無い。
問題なのは、分からないのに分かった振りをすること。
分からないなら、分かる人に依頼するか、聞くこと。
成長するとはそういうことである。
・人脈は狭く深くで、入れ替えするくらいがちょうど良い。
ただ広げるだけでは、ビジネスには繋がらない。
ただし、プライベートは別。
・成功とは、究極的に言えば、
「個性が開花すること」である。 -
とある読書ブログで絶賛されていたので読んでみた。
境遇は私も似たようなもので、大した学歴もなかったがMBAで学歴ロンダリングしたところなど。
しかし筆者ほどストイックに仕事することはできないので、その姿勢をマネしてみようと思う。まだまだがんばるぞ。