仮面ライダークウガ (9) (ヒーローズコミックス)

  • ヒーローズ
3.73
  • (4)
  • (1)
  • (5)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 72
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ
  • / ISBN・EAN: 9784864685757

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ついに、この漫画版『仮面ライダークウガ』も大台一つ手前まで来ました
    (1)が出て、読んだた時から、(10)は確実に達せるだろう、って妙な確信があったので、さほど驚く事でもありません
    しかし、嬉しいってのも本当だ。横島先生、ありがとうございます
    私の周囲じゃ、テレビ版と展開が違い過ぎて違和感があるって言う人もいます
    ぶっちゃけ、私もそれは感じてますが、それも漫画版の面白さだ、と受け入れて読めば、違う面白さも見えてくるもんですね
    テレビ版でも魅力だった、人間関係が複雑に絡み合うドラマ性が、この漫画版でも強いので、充分に楽しめます
    雄介とガリマが、良い雰囲気になってきているってのは、漫画版だからこそ出来る展開でしょう
    また、翔一がアギトが孕む闇に片足を突っ込んでしまう、そんな危うさにもドキドキします
    自分を呑み込もうとする力を、本当の自分を取り戻す事で、逆に受け入れて、真なる完全体アギトになれるのか、それとも、このまま、怒りのままに暴れるだけの怪物となり、自壊してしまうのか
    もちろん、アクションシーンも、テレビ版顔負けの迫力があって、年甲斐もなく、ドキドキしてしまいます
    この(9)で、最も昂ぶったのは、ガリマvsゴオマ(狂暴態)
    神速の一閃ってのは、こういう動きなんでしょうね
    戦う事、殺す事に苦しみ、雄介に自分の正体がバレてしまうのを恐れているガリマは、一体、どんな結論を自分で出すんでしょうか
    テレビ版では、ちょっと出来なかった、厳しいグロさもあるのが、余計に良いですね
    雄介、ガリマ、警察達が集まる場に乱入してきたのは、テレビ版で、人気が高かったであろう、ゴ・バダー・バ
    (10)の見所は、やはり、テレビ版でも手に汗を握って見た、トライチェイサーvsバギブソンの一騎打ちでしょうか
    それとも、ガリマを守るために、雄介は新たな姿と力を得るんでしょうか?
    うーん、楽しみでしょうがないぞ
    この台詞を引用に選んだのは、認めたくはありませんが、間違ってはいないかも、と思ってしまったので
    何で、こうも、悪い奴のコトバってのは、妙な説得力があるんでしょう
    一体、どれほどの地獄を見てしまったら、ここまでの悪に染まれるんでしょうか
    ただ、本当の事はないかもしれませんが、本物はあるはずだ、と私は信じたいんですよね、例え、甘ちゃん呼ばわりされても

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

石ノ森章太郎

一九三八年(昭和一三)、宮城県生まれ。高校在学中に『二級天使』でデビュー後、一貫して日本漫画界の第一人者として活躍。代表作に『サイボーグ009』(講談社児童まんが賞)、『佐武と市捕物控』(小学館漫画賞)、『マンガ日本経済入門』、『マンガ日本の歴史』全五五巻(アジア漫画大会漫画アカデミー賞大賞)、『マンガ日本の古典1 古事記』など多数。一九九八年(平成一○)一月死去。

「2022年 『文庫 新装版 マンガ日本の歴史 全27巻セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

石ノ森章太郎の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×